2025/06/29(日)の日記 介護施設は早めに利用しよう

  最近、うちの介護施設を利用する方々の中に、帰宅願望が強く出てくる利用者の方が増えてきたように感じる。

 家に帰りたくて怒り出すとか、施設内をうろうろと出口を求めてさまよい歩く方とか、洗濯物もきれいな衣服もまとめて鞄に詰め込んで帰ろうとする方とか、症状は色々ですけど、ショートステイに馴染めずに帰ろうとする点は共通です。

 色々とそうなる理由は有るかと思うのですが、一つの原因として、まだ認知症が軽い段階から介護施設を利用していなかったということがあるのでは無いかと思います。

 デイサービスに行くこと、ショートステイを利用すること。これらのことをまだ判断力があるうちから行っていれば、認知症がひどくなってきたり、体力が激的に衰えてきたときでも、いつも行ってるとこだからと本人も安心して利用できるような気がします。

 しかし認知症がひどくなったり、もう自分では動けなくなるほど体力が弱ってからいきなり介護施設に放り込まれたりすると、見知らぬところに入れられたという気持ちが強くなり、ここには居たくない、早く家に帰りたいと思うようになるのでは無いかと思うのです。

 というわけで介護施設はまだ早いと思う段階から利用するほうが良いですよ。という話でした。

 

2025/06/28(土)の日記 6月、日本の夏?

  6月といえば衣替え、夏は半袖で、というのが日本の夏の常識でした。しかし最近の私は半袖の上に薄い長袖を羽織っています。なぜならそのほうが涼しかったりするのです。

 まあ涼しいと言っても状況によるんですけどね。その状況というのが晴天の下で活動している時。具体的には通勤の途中。

 最近の直射日光はヤバイです。肌がむき出しだと、あっという間に皮膚の表面温度が急上昇します。おそらく体感で40℃を越えるでしょう。下手するともっといくかもしれないです。火傷しそうな温度です。

 頭も髪の毛のバリアが薄いので、帽子を被って直射日光を防いだほうが涼しく感じます。同じ理屈で腕がむき出しの半袖よりも、長袖にしたほうが涼しく感じるのです。

 まあ、湿度が高くなったらそう感じなくなるかもしれませんが、とりあえず最近の気候では太陽が出ている日中は長袖で帽子を被ったほうがいい感じです。

 私は面倒なのでしていませんが、おそらく日傘をさしたほうが更に涼しく感じるかもしれません。

 ……なんなんでしょうね。これが今の日本の夏なんでしょうか? なんかこうアラビアの砂漠のような感じになってきているのかもしれませんね。

2025/06/27(金)の日記 開かない扉のわけ

  今日の午後は14時から帰りの送迎の仕事をしました。第一便で3名、第二便で3名の計6名です。第一便の3名はとりたてて大きな問題もなく送迎が終わりました。

 しかし第二便ではけっこう大きな問題があったのです。

 第二便の一人目の利用者の家に行きましたが、扉に鍵がかかっていて開きません。呼び鈴を鳴らしても反応が無いです。しばらく鳴らし続けましたが、反応が無いので施設の現場責任者に電話して対応の指示をもらい、とりあえず残りの二名の方々を送迎することにしました。

 そして二名の方々の送迎が終わり、また第二便の一人目の利用者さんの家まで戻ったのですが、やはり扉は閉まったままです。

 再度、施設の現場責任者に連絡を取り、利用者の家族さんに合鍵を持って来てもらうことになりました。 そして30分後……。

 家族さんが鍵を開けて家の中に入ってみると、利用者さんの配偶者の方がベッドの上でパジャマ姿のまま冷たくなっていました。

 ……やっぱりそうか。そうだと思った。と、思ったのでした。

 その後は救急隊を呼んだり、警察も来たりという感じになりましたけど、施設に戻って色々と記録を取ったりしていたら、終わったのが21時半頃でした。 

 久々に疲れました。大勢の警官に囲まれる状況はそれだけで疲れますね。

 それにしても人間って本当に死ぬときは簡単に亡くなるものなんですね。みんな気をつけましょう。

2025/06/26(木)の日記 非常持ち出し袋(リュック)を用意してみた

  最近は南海トラフ大地震とか色々言われているので、ちょっと前から少しずつ買い揃えて非常用持ち出し袋(リュック)を用意してみました。

 まずはこのリュック、中身が詰まった状態で8kgもありました。背中に背負う前に持ち上げるときは重いと感じますが、背負い終わってしまえばそこそこ楽になります。流石に手に持つ状態と背負う状態では違いますね。

 

 それでは中身を公開していきましょう。まずは一枚目の写真です。


  上から説明しますが、まずはいわゆるレジ袋とも呼ばれている手提げ付きのビニール袋ですね。こういったものは荷物を整理したり、いざというときは給水された水を入れて持ち運んだりできたりすると言われています。無いと有るでは大違いらしいです。

 そしてタオルです。まあこれは色々使えるでしょう。そしてその右横に滑り止め付きの軍手です。二組あります。二人で使えますね。瓦礫の撤去とかの際、手に傷を負わないようにするものです。本当はもっと丈夫なもののほうが良さそうですが、予算の制限もあり、100均で買えるもので良しとしました。

 タオルの下にある黒い棒のように見えるのは、ペン型のLED懐中電灯です。予備の水銀電池も一組あります。指示棒のように伸びるタイプなので隙間を照らすこともできますね。役に立つ場面が来ないと良いですね。

 その下はライターです。電気もガスも無い場合を想定していますので、これは使うことは無いとは思いますが、最悪の場合、人間、火を使えるか使えないかでだいぶ出来ることが変わりますので、念の為の用意です。

 その横は水に流せるタイプのポケットティッシュです。まあこれだけでは足りないでしょうが、無いよりはマシです。


  次の写真に写っているのは主に食料品関係と衛生用品+αですね。

 まずαの部分ですが、左上の角に写っているのはセロハンテープです。家に余っていたので入れてみましたが、避難時にメモを貼り付けるのに役立つかもと思って入れてみました。

 その右横に歯ブラシがあります。四本セットです。その下には歯磨きシートもあります。口腔ケアを行えるかどうかで避難生活における感染症に掛かりやすいかそうでないかが決まるそうですので、とりあえず入れてみました。

 その下にはクッキーとかペットボトルのお茶にゼリー飲料、キャラメル、といった食料品関係が並びます。

 一番下のほうに有るのは、ウェットティッシュ、歯磨き粉、固形石鹸、そして爪切りや耳かき、毛抜にハサミのセットです。

 爪切り等のセットは100均の安物ですが、これも無いと有るでは大違いらしいです。避難生活が長引くと爪を切りたくても爪切りが無いという記事を読んだことが昔有ったので用意してみました。

 


  この写真には、小さなバールのようなもの(釘抜き)とペンチがあります。リュックの中にはタオルで包んで巾着に入れた状態で入っています。瓦礫撤去等で必要となるものですから、これも使わないにこしたことは無いですね。

 そして定番の携帯ラジオと予備電池一組、そして予備のメガネ(昔のやつ)と、空のメガネケースです。


  最後に、写真からはみ出しているので全部は写っていませんが、モバイルソーラーパネルです。太陽が出ているならスマホ等に充電できます。その他、コードが数本と、カラナビ、そして暇つぶし用の電子書籍リーダーのkindleです。

 まあ、命を守るという意味ではいらないものですけど、スマホの充電手段は有ったほうがいいですからね。

 なおスマホや財布等は普段持ち歩いている鞄に入れておくということになります。

 さて、この用意が無駄になりますように。

 

追記 写真に撮り忘れたけど、小さなスコップも入ってました。

   最悪、排泄物を埋める穴を掘る為に入れてみました。 

2025/06/25(水)の日記 マイナンバーカードの電子証明書の更新

  マイナンバーカード自体の有効期限は10年なのですが、電子証明書の有効期限はなぜか5年です。今日は今度の誕生日で私のマイナンバーカードにおける電子証明書の有効期限が切れるという案内の封書が届いたので、区役所まで更新に行きました。

 午前中から午後にかけて色々と用事を済ませて帰宅すると、有効期限が切れますよという案内がポストにあったので、中身を見てみると、特に用意するものも必要なさそうだったので、そのまま区役所に行ったという次第です。

 但し、マイナンバーカードを発行してもらう時に設定したパスワードと、普段使うとき用の暗証番号をメモしてから役所に行ったほうが良いと案内に書いてあったので、そのようにメモしてから行きました。

 区役所に行くと、マイナンバー関係で訪れているのは私だけみたいでした。ネットで調べたところ混み合うのは午前中ということでしたので、私が行った午後3時頃はもうかなり空いた状態だったのでしょう。

 整理券を取って待っていましたら、1分も経たないうちに呼ばれて手続き開始です。メモしてあったパスワードと暗証番号を書いた紙を係の人に渡して、担当者がパスワード等を入力しても良いと許可をしたら、そのまま更新作業をしてくれました。

 すぐにカードが返却され、それでもうお終いでした。もうすこし時間がかかると思っていましたけど、ものすごくあっけなかったです。

 電子証明書の有効期限の更新をしておかないと、マイナ保険証とかが使えなくなりますので、ちゃんと更新をしておかないといけないです。

 家族のマイナンバーカードは、私が作ったときよりも2年位後に作ったと記憶していますから、まだ更新には余裕がありますが、忘れないようにしないといけないですね。

 ちなみに更新の案内の書類は持っていかなくても更新できたみたいです。なにせ更新の案内を見せて下さいともなんとも言われなかったので。

 けれどあと5年経ったら、マイナンバーカード自体を更新しないと行けないので、送られてきた書類に顔写真を貼って持っていく必要があるみたいです。

 その頃にはカードのデザインも変わっているはずですけどね。 

2025/06/24(火)の日記 メガネのフレームが歪んでるみたい

  結構前にかなり暴力や暴言をふるう利用者さんの立位を安定させる為に体を支える介助をしていたら、突然に手が飛んできてメガネが吹き飛ばされた。足の力は弱いのに手のほうの力は強く、認知症で遠慮がないのか、力がすごい。

 というわけでメガネのフレームが歪んでしまいました。本当に微妙な歪みで、掛けた時はあまり歪みを感じないのですが、 長時間掛けていると耳や鼻が痛くなります。

 だからなんとか自分で歪みを直そうとしましたが余計に歪んできたりします。なんとか今は比較的マシになってきているのですが、完璧では無いですね。

 ただ、目で見てメガネのフレームが歪んでいるというのは分かりません。本当に微妙な歪みなんです。でもそれでも掛けていると歪みがわかります。

 視力も悪くてレンズも厚いので、ちょっとフレームが歪んでもレンズの焦点と目の位置がずれるので、軽く目の奥がズンときてしまいます。

 この程度のズレだと、メガネ屋に持っていって直してもらおうとしてもだいたい直らないんですよね。

 ただ、今はもう閉店してしまった近所にあったメガネ屋で働いていた人は、メガネのフレームを直すのが本当に上手かったです。自営業のメガネ屋ではなく多店舗展開のメガネ屋なのですが、その人はこちらが何も言わなくても、キチンと正確にメガネのフレームの歪みを直してくれました。

 逆に『どういうように歪んでいますか?』と聞いてくる人はだいたい歪みを直すのが下手でした。

 そういうメガネの掛け具合を調整するという人にも、職人っているんだよなあ、と、メガネのフレームの歪みを自分で直していて、そんなことを思い出しました。 

2025/06/23(月)の日記 全員W

  今日は6〜7人の利用者さんが利用を開始しましたが、そのすべての居室がW(ダブル)でした。つまり当日に退去する利用者さんの後に、その日のうちにその居室を使うということです。

 これがホテルや旅館なら、チェックアウトは午前10時まで。チェックインは午後3時から。というように決めておけばなんとでもなるのですが、ショートステイという介護施設ではそうもいきません。

 退去の時間が午後3時としたら、その時間ギリギリまで居室で寝ていたいとか、他の人が居るユニットホールではなくて個室である居室で過ごしたいという人も多いのです。

 というか今日は2名を除いてそういった人ばかりでした。つまり早めに退去の荷物チェックや居室の掃除やセッティングができないということです。

 したがって今日、入ってきた利用者さんは、居室を使いたくても使えないという状況になったわけです。

 利用者が多くて商売繁盛というわけにはいかないんじゃないかな。明らかに施設や職員のキャパシティを超えてきているような気がする。

 利用者さんに対するサービスが低下しているようなんだけど、本当に大丈夫かな? ホテルの場合だと、稼働率が85%を超えると生産性が低下し始める注意ラインらしい。

 けれど、介護施設の場合は採算を合わすためには90%から95%の稼働率が適正と言われているみたい。つまりホテルよりも仕事が大変ということなのかな?

 うーん、介護保険の制度そのものが悪いんじゃないかな? 介護は保険ではなくて、国の予算で行うということが必要で、その為にも財政出動が必須、つまり国債の発行増加による予算確保が必要ですね。

 次の選挙ではそういう主張に近いところに投票するとしましょうか。 

 

2025/06/22(日)の日記 世界が色々とおかしい

  日本じゃコメの問題とか、東京都議選とか今度の参議院選の問題とか、主に国内の問題について報道がされたりしていますが、ふと、海外の状況に目を向けると、どうも大変な状況になっていますね。

 米国がイランの核施設に対して爆撃をしたとか、そんな話があります。 

google検索『米国 イラン 攻撃』 

 なんというか、戦争ってこんなに簡単に始まるんですね。ロシアがウクライナに戦争を仕掛けた時、世界各国はロシアに非難しましたけど、今回の米国によるイランに対する戦争開始は、どこの国が非難したんでしょう?

 なかなか米国を非難出来る国って無いですよね。非難したくても力で黙らされるような感じ。

 米国(ジャイアン)が悪いと思っても、その軍事力&経済力(暴力)が怖くてなかなかみんな正論が言えないというか、すでに世界各国が米国(ジャイアン)の下僕(スネ夫)ばかりになっているというか、そんな感じ。

 果たしてのび太ポジションの国はいるのか? いたとしてもドラえもんがいないのび太ではどうにもならないかもね。

 ちょっと目が離せないですね。 

2025/06/21(土)の日記 センサー

  介護施設でおそらく広く利用されているのが離床センサーというやつでしょうね。ベッドサイドに設置したり、ベッド下の床に設置したりして、利用者さんがベッドから離れたらセンサーが反応して音が鳴るようになっています。

 転倒の危険性がある利用者さんが独りで立ち上がったり歩行したりするとセンサーが鳴るので、介護者がすぐに駆けつけてリスクを回避することが出来るわけです。

 ……理屈の上ではね。

 しかし現実は違います。離床センサーを利用している方が1人や2人とかの少人数であれば良いのですが、あの人も転倒リスクがある、この人もリスクがある、という感じでどんどん離床センサーを利用する人を増やしていくと、やがて離床センサーが無意味になってくるのです。

 離床センサーの設置が多くなると、複数のセンサーが同時になることが多くなります。また、常に起きたり寝たりを短時間で繰り返す方も居たりして、数分ごとにセンサーが鳴っている利用者さんも出てきます。

 すると、複数のセンサーが同時に鳴る場合は、優先順位というものを考え出します。AさんとBさんではAさんのほうが転倒リスクが高いから、センサーが同時に鳴っているBさんへの対処は後回しにしよう。とかいうことを考えます。

 何度もそういうことが続いて、Bさんへの対処を後回しにし続けても何も事故が起きない状況が続いたとします。するとやがてこう考えるようになります。

 Bさんのところで離床センサーが鳴っても特に問題ない。放置していても大丈夫、と。

 また、数分ごとに何度も離床センサーを鳴らす方に対しても、何度も何度もセンサーが鳴ったということで見に行っても転倒していないということが繰り返されると、そう考えては駄目なんですが、どうしても、その方がセンサーを鳴らしても放置していても大丈夫、と考えてしまうようになってしまいます。

 いや、駄目なんですよ。そう考えては。でも人間、繰り返された刺激(センサーが鳴る)に対して何も起きないことが続くと、どうしても反応する気持ちが無くなるんです。なぜならそれが経験に基づく合理的な判断だから。

 でも、災害は忘れた頃にやって来る。事故も忘れた頃にやって来るんです。

 いつか、今まで大丈夫と思ってた人が転倒するんですよ。だって利用者さんは日々体力や認知力が弱ってきているんだから時間の問題なんです。

 難しいですね。離床センサーを設置する段階で、ある程度リスクが低い人は最初からセンサーを付けないでおき、リスクが高まった段階で離床センサーを設置するということが出来るようになれば良いんですけど、そのリスクの高低の判断するのが難しいんですよね。

 無理だろうね。

 というわけでいづれまた誰かが転倒して怪我をするんだろうなあ。 

2025/06/20(金)の日記 みんな忘れてる

  介護施設で不定期に紙芝居をしているんだけど、もう何年もやっていると、同じ内容の繰り返しになってきます。でもあまり飽きられていない。つまりみんな忘れているんだね。

 もちろん内容を覚えている利用者さんも居るだろうけど、大抵の人は忘れている。この人は覚えているだろうな。と、思っていたら、やっぱり忘れていました。ということはよくある話です。

 まともそうに見える人も認知症であるなら、忘れている可能性は高いです。

 認知症になっても、昔のことは覚えているということはよく聞きます。覚えていられないのは最近のことです。今、話した内容を覚えていられない。でも子供の頃の話や若い頃の話はよく覚えている。そんなものなんでしょう。

 だから同じ内容の紙芝居をある程度ローテーションしても、利用者さんからの不満は特に出てこない。でも、私は覚えているから、同じ紙芝居を続けて行うのはちょっと嫌な気がする。

 もしも私自身が認知症になったとしたら、同じ紙芝居を繰り返し演じることに疑問を抱かないなんてことになったりして。そうはなりたくないなあ。 

2025/06/19(木)の日記 災害への備え

 災害への備えということでモバイルソーラーパネルを買ってみた。

   

 使う機会とか、無いほうが良いんだけど、念の為ということで。

 昨日の夜に届いたから、今朝、直射日光の元で試用してみたら、10分くらいでモバイル機器が3%ほど充電出来た。

 流石に夏至近辺の強い日光の元だから、もっとも変換効率が良い条件だろうけど、まあ実用に耐えるかなと思う。

 冬場とか曇り空ではちょっと厳しいかもしれないけど。

 ただ、これは普段自宅に置いておくものだから、出先で被災したりした場合はすぐに使えないということが懸念点であるが、まあそれはしょうがないこと。

 あとは水や食料の備蓄もしたほうが良いかもしれないけど、難しいね。水もしくはお茶のペットボトルを数本買っておくぐらいかな。 

 

 

 

 

2025/06/18(水)の日記 暑くて頭が働いていなかったのかな

  今日は帰りの送迎で添乗の仕事をした。車を運転する運転手と組んで合計4人を送った。

 一便目で1人、二便目でもう1人、そして三便目で2人を送迎した。

 三便目の一人目の利用者さんは施設の車椅子に乗って居たので帰宅時に利用者さんの自宅で使う自分の車椅子に移乗してもらい、施設の車椅子は送迎車に載せ直した。

 三便目の二人目の利用者さんは自分で歩けるけど、手押し車を使っていた。但し手押し車が無くてもけっこうスタスタ歩ける。念の為に手押し車を使っている感じだ。

 そしてその利用者さんの家に着き、荷物を車から降ろして家族さんに渡し、本人も家の中に入ったので施設まで戻ってきた。

 車に積んである施設の車椅子を降ろそうとハッチを開けたら、車椅子の向こうに最後に降ろした利用者さんの手押し車がまだ車の中に載っていた。

 忘れ物である。

 運転手さんはその時間からデイサービスのほうの運転をしないといけないので、運転は私が交代し、忘れ物の手押し車を届けることにした。

 ……私も、運転手さんも、利用者さん本人も、その家族さんも、4人が4人とも利用者さんの帰宅時に手押し車が無いことに気がつかなかった。

 みんな暑さで頭が働いていなかったのかな? それとも単なる老化による記憶力の低下かな?

2025/06/17(火)の日記 読書のスピードが遅くなった

  昔、まだ若い頃は一冊の本をアッという間に読み終えていた。だいたい買ったその日のうちに全部読むのは当たり前。ちょっと分厚い分量がある本でも2日あれば読み終わっていた。

 ところが最近は一冊の本を読み終えるのに、数日かかることがザラになってしまった。下手すると半月かかっても読み終えることが出来ない。

 老眼だとかもあるけど、それが原因では無くて、読み続ける気力がすぐに切れてしまうのだ。数ページ分を読んだら、ちょっと休みを入れないといけない。ちょっとした休みのはずが翌日になってしまう。

 読みたい本、積読状態の本はいっぱいあるのに、それらの本を消化することが出来ない。へたすると現時点で所有している本を読みきれないまま終わるかもしれない。

 まあ、今、買い揃えている本の大半が電子書籍となっているので、物理的なスペースは取らないのが救いですが、Amazonが倒産とかしたらどうなるんでしょうね? データが消えるのかな?

 

 それはそれとして、外国産米であるカルローズですが、食べてみました。不味くはないけど美味しくもない感じ?

 炊きたてのご飯を味見的に食べてみたけど、甘みは薄い。もしかするとほぼ無い。でも不味いというわけでは無い。

 匂いはちょっとある。国産米では無いという感じがする。

 ただ、お粥にしてみるともう分からない。作る時に水加減が分かりづらい。

 今後もカルローズ米を買うかどうかはちょっと分からない。それしか無かったら買うけど、他に選択肢があるなら買わないかな? 

2025/06/16(月)の日記 人手不足が問題

  他の介護施設もそうなんだろうけど、例によってうちの介護施設もやっぱり人手不足です。色々なサービスに対して人手が足りなくて、ちゃんとした介護が出来ていないという点があります。

 それなのになぜか施設の生活相談員は非常に優秀で、営業が上手いので、どんどんと利用者さんが増えていきます。まあ、大変な利用者さんばかりが増えていくのですが。

 つまりどんな人でも受け入れるという方針で利用者さんを増やしているのですね。

 職員の人手は増えないのに、利用者さんばかりが増えていくとどうなるのか。居室が足りなくなってくるので、本日帰宅する人の居室を早々に空けて、同じく本日から利用する方の居室を用意するのです。

 よくダブルブッキングと言って、予約が重なってしまうことをそう表現しますが、これは意図的にダブルブッキングを作るわけです。

 こうすることによって、本来なら本日は部屋が空かなくて利用できないはずだった方が利用できることになります。

 しかし職員がその対応に追われて他のことをする時間がなくなります。排泄介助とか食事の介助とかは省けないので、何が犠牲になるのかというと、【絶対にやらないといけないというわけではないけど、出来る限りやったほうが良いこと】が犠牲になります。

 具体的には歩行練習とかですね。

 自宅では車椅子を使う余地が無いので、手引歩行などで移動されている利用者さんが居るとしましょう。しかしショートステイでは環境が整っているので車椅子を利用しているとしましょ。

 すると数日もショートステイを利用すると足腰の筋肉が弱ってきて、手引歩行が出来なくなってきます。それを防ぐために毎日の歩行練習が必要なんですけど、人手不足で忙しいとなると、どうしてもそういった歩行練習のようなことから削られていってしまいます。

 今日も、帰りの送迎の仕事をしたのですが、手引歩行で楽々と自宅に入って行けるし、自宅内では歩行器を使って歩くことが出来るはずだった利用者さんが、なかなか歩くことが出来なかったので、私もその人を支えてキッチンの椅子まで行きました。

 そうしないと途中で転びそうだったからです。

 ……たぶんその利用者さん、ショートステイに居る間、ほとんど歩行練習とかしていなかったんじゃないかな? 自分から歩行練習したいと言い出すようなレベルの人じゃなかったし。 

2025/06/15(日)の日記 権利の関係上配信出来ない番組

  最近は大抵の番組はTVではなくてパソコンにて 【 TVer 】 で 見ていることが多いのですが、ネット配信だと、時々、【権利の関係上配信出来ません】という場面が有ったりする。

 だから時々だけど、画面が十数秒ほど真っ暗で、先程のテロップが映し出されているだけの画面が続くことがある。

 しかし場合によっては番組が一本まるごと配信出来ないということがある。例えば今日放送されたこの番組だ。

 

 

 現時点(6月16日00時46分)ではまだ 追っかけ再生 は出来るようだが、すぐに配信が終了することだろう。普通なら最低でも一週間は配信されるのだが、この回はハリウッドの役者さんたちが大量に写っているので権利を取得するのが難しいというか、予算的にも無理なのだろう。

 だから先週の回がまだ配信され続けている。


  ここに注目  配信終了日が来週の日曜日になっているということは、今週の出川の回がすっ飛ばされたということです。

 まあ、分かっていましたから今日はリアルタイム配信で見ましたけど、ちょっと不便ですよね。

2025/06/14(土)の日記 まあ介護の仕事に関してよもやま話

 昨日は休日の予定だったのに、朝、急に出勤となったこともあり、また、今日は朝から雨だったこともあり、なんとなく勤務意欲が低かった。

 それでもまあ慣れた仕事でもあるので、それなりにちゃんとやってきたわけだけど、定年後に初めて介護の仕事をし始める人は多分うまくやれないだろうなと思う。

 言ってみれば介護は誰でも始められるという意味では誰でも出来る仕事だけど、やり続けられるかという点で見れば、誰にでも出来る仕事では無いと思う。

 そういう意味では十数年前から介護の仕事を始めてそれなりに経験を積んできたのは、運が良かったと思う。

 人手不足の世の中でも老化した病気持ちの体力では、なかなか仕事は見つからないし、見つかったとしても長続きするような条件での就労は難しい。

 定年を過ぎた年齢で、しかも大動脈解離という病気をした自分でも、それなりの経験が有ったので介護の世界でも生きていける。

 なおかつ夜勤は無し、入浴介助も無しという条件で。まあ、送迎の運転はしたりするけど。

 昔、まだ介護の世界に入る前、同じくリストラされた人が、『LED電球のレンタル事業をする』と息巻いていた人は今、どうしているんだろう。仕事を離れてしばらくしてから、コンビニでバイトしていると聞いたのが最後だけど、大変そうだよねえ。

 今となってはリストラされて介護業界に入ったのは不幸中の幸いでしたね。年取ってからも条件をうまく設定すればまだ働けるし。

 さて、それはそれとして、やっぱり仕事上大変な利用者さんは居ます。食事介助をすれば勢い良くプッと吐き出す。自分で食べてもらったら、おかずの大半を投げてしまう。だから他の方と同じテーブルどころか近くで食事を摂ってもらうことが出来ないので、廊下のソファで食べてもらっている。

 その他、常に大声で騒いでいるし、正直、もう騒いでいる状態で放置するしか無い状況です。自分だけで立ち上がることが無いので転倒しないことだけが良い点でしょうか。その利用者さんが居ると職員がみんなため息をつくぐらいです。

 ちなみにその人、手引歩行してもらうので私が支えて立たせたりしたのですが、足には力が入らないのに意外と手の力が強くて、なおかつ抓って来るんですよね。皮膚に爪でつけられた傷跡が複数ありますけど、そういう職員はいっぱい居ます。

 お互いに職員同士でその傷跡を見せ合ったりします。なお、今日、私は引っ掻かれました。傷にはならなかったけど、しばらく皮膚に赤い線が付いてましたね。 

2025/06/13(金)の日記 突然の出勤

 今日は本来の予定では休日だったのですが、朝、急にLINEが来て、出勤となりました。どうやら人手が足りないようでした。

 もともと私は週に5日働くという契約でしたので、勤務予定に今週は3日も休みがあったので、おかしいなと思い、責任者に、「おかしくないですか?」と事前に聞いていました。

 でも、『たぶん休みでいいですよ』ということだったので、そういうこともあるかなと思っていたのですが、やっぱり人手が足りなかったようです。

 というのも金曜日はパートの運転手が午後に休みを取るので、送迎の人間が居ないのです。主任さんたちが代わりに運転したりするのですが、会議とかで時間をとられたり、来客があったりすると送迎に回れないので、私のように送迎も出来る人手が必要になるということなのです。

 あと、職員が1人、今、入院中だから、その意味でも人手が足りてないんですよね。潰瘍性大腸炎だそうです。安倍元首相が罹っていた病気ですね。国から難病指定されている病気ですから、かなり大変そうです。

 なんとか人手に余裕が欲しいですね。 

2025/06/12(木)の日記 大動脈解離後の造影CT検査

  2024年の1月の頭に大動脈解離(スタンフォードB型)になってからもう約1年半経ちました。今日は半年ぶりに藤田医科大学病院に行き、造影CTの検査をして来ました。

 時間に余裕を持って家を出発したのですが、今日は今までで一番道が混んでいて、造影CT検査の予約時間にギリギリでした。事前に血液検査をしたのですが、その結果が1時間後にしか出ないということで、CTも約1時間後にずれてしまいました。

 検査そのものはいつもどおりでもう何回も受けていますから良いのですが、やはりヨードを注射しますので、なんとなく吐き気が出てきます。軽いものなのでまあ我慢出来るのですが、あともう少し時間が長引けば危なかったかもしれませんね。

 そして血管外科に移動して診断を受けたのですけど、いつもの先生が学会に出席ということでお休みでしたので、代わりの先生が診断してくれました。

 しかし代わりの先生ってちょっと暗い雰囲気でとっつきが悪いんですよね。いつもの先生はちょっとチャラい感じなんですけど、明るいし話しやすいんです。医者としてはどっちが良いのかな? 私はいつもの先生のほうが好きですけどね。

 で、診断結果そのものですが、半年前の検査と変わりませんでした。一旦裂けた大動脈の血管がうまい具合にくっついているそうです。

 知識がある人に向けて説明するなら、血管の内壁が裂けて出来た偽腔が、裂けた血管の壁同士がお互いにくっつくことにより偽腔がふさがっているということでした。

 血管の内壁が裂けたままだと血管の壁が薄くなっているということで、そのままだと動脈瘤になりやすいので、いずれ大動脈破裂という即死に至るかもしれない状況になるわけです。

 私の場合、非常にまれでレアなケースですけど、裂けた血管の壁同士がくっつくことにより、壁が裂けたままの状態よりも厚くなるから、動脈瘤になる可能性が減るということです。

 ティッシュペーパーも薄い紙一枚ではすぐに破れるけど、薄い紙でも二枚重ねたら丈夫になるということですね。

 ただ、もう動脈瘤にならないというわけではなく、血圧のコントロールは今までどおりにしないといけないのは確かです。 それに今回裂けた場所とは違う場所の血管が裂けないとは限りません。血管自体が老化しているわけですから、そこは注意しないといけないです。

 さて、しかしまあ通常の治り方よりはかなり良い状況で治ってきているのは確かなので、今回は半年間隔での検査でしたけど、次回は一年後の検査で良いそうです。 

 検査とは関係ないのですが、病院からの帰り道、立ち寄ったスーパーには下のような飾り付けがしてありました。


  そういえばもうすぐ7月。七夕の季節なんですね。七夕といえば織姫と彦星は一年に一度、天の川を渡って会うことが出来るわけですが、一年後に再検査するということは七夕と同じ間隔で病院に行くということなんですね。

 どうでも良いですけど。

2025/06/11(水)の日記 クレームをしてくる人、ちょっと考えよう

  利用者さんの家族さんからクレームが来ることがある。誰しも一つや二つ文句を言いたいこともあるだろうから、それは仕事を改善する為に必要だから、まあ良いとしましょう。

 しかしいつも常に毎回クレームを入れてくるというのはどうかと思う。

 そもそもショートステイはぶっちゃけると、家族で介護をする場合、家族の疲労を解消する為にあるものだと理解して居ます。ショートステイのサービスは、利用者の為にあるのではなく、利用者の家族の為にあるのだと思います。

 もちろん異論はあるでしょう。しかし私が自分の母親をデイサービスやショートステイに行ってもらっていた時の心理は、母親の為というよりも、母親を介護する父親や私や私の妻が疲労しないように、心身の回復をしてもらうために、母親を介護施設に預けたという感覚があります。

 ショートステイは病院じゃないです。ショートステイに預けたら体調が良くなるというのは基本ありえないのでは無いかと思っています。

 昔、ショートステイに移る前は、別な会社のデイサービスで働いていました。そこで、デイサービスに通っている利用者さんが時々、ショートステイを利用することがありましたけど、ショートステイから帰ってきた利用者さんはだいたい体調を崩していたり、怪我をしていたりしました。

 デイサービスは日中にサービスを提供して居ますので、職員もそれなりに居ます。30人の利用者さんが居たとしても、職員が6人居たら、職員1人で5人を見れば良いですし、デイサービスの利用者さんは元気な人も多いので、そういった利用者さん同士がお互いを助け合ったりとか、弱った方を見ていてくれたりします。

 基本、手厚い介護状態が維持出来ます。ところがショートステイは特に夜勤ということになると、1人で20数人を見ないといけませんし、デイサービスの利用者さんよりも元気じゃない人のほうが多いです。

 また、利用者さんの中には施設に泊まるということを受け入れられず、ウロウロと歩き回ったり、夜中に騒ぎ出す人も居ます。

 職員の手が回らず、事故を起こしやすくなるし、オムツ交換の際に皮膚薬を塗る暇も無かったりして、炎症が悪化することもあるでしょうし、ちょっとした怪我が出来ることもあるでしょう。

 もちろん、理想や建前を言うなら、そういうことは有ってはならず、介護は完璧を目指さないといけないわけですが、現実を見ればそれは無理というものです。

 というかクレームを入れるなら、他の施設に移って下さい。ああ、もちろんたまにあるような本当に大事なクレームは入れて下さい。でも、毎回の利用ごとにクレームを言うなら、施設を移ったほうがよくありませんか?

 という愚痴でしたとさ。

2025/06/10(火)の日記 ミーティング

  職場での意思統一というか、情報の共有を行うのに、以前は職員が集まってのミーティングが少なくとも週に1回は行われていました。

 しかし今では全く行われていません。理由はミーティングが必要で無くなったというわけではなくて、ミーティングを行う為の時間を捻出するだけの人手がいないからです。

 ミーティングをするためには勤務時間内にある程度の人員が一箇所に集まらないといけませんが、各ユニットにおいて職員が居なくなっては困ります。

 ということで、以前は入浴担当者(11時、もしくは12時から勤務する職員)が入浴の介助をする時間を30分削って、各ユニットに入り、担当から一時的に外れたユニット担当者と、手空きの入浴担当者が集まってミーティングをしていました。

 まあ、以前は正社員の入浴担当者だけで6人は最低でも居ましたし、パートの入浴担当者も含めると7〜8人、そこに現場責任者の主任さんや事務管理職の人も含めると、けっこうな人数が居たのです。

 でも今は、入浴担当者が1〜2人、日によっては0人ということもあります。こういう状態ではミーティングの為に集まるのは無理ですね。

 というわけで今ではミーティングは行われていません。ではどうやって意思統一や情報の共有を行っているのかと言うと、LINEでの通達ということになります。

 スマホとかのIT機器を使って効率的に意思統一や情報の共有を行っていると見れば良いのか、それとも単なる手抜きなのか判断に苦しみますが、現状はこうですからLINEを使って行くしか無いですね。

 でもやっぱり集まって顔を突き合わせてのミーティングを行わないと、言葉にならない何か、そういった情報が抜け落ちているような気がするんですよ。

 人間、特に日本人は頭の中身を言葉にして表現するのが上手じゃないですからね。

 まあ、ふとそういうことを思いました。

2025/06/09(月)の日記 昼寝

 なにかこう、久しぶりに長時間の昼寝をしてしまった。昼から夕方まで。5〜6時間くらい? 色々と夢を見たけど、全く覚えていない。夢を見ていたなあという記憶だけ。

 なんとなく覚えていたほうが良かったのにというぼんやりした記憶がある。恐ろしい夢では無かった印象。でも楽しい夢というものでもなく、おそらく不思議な感じの夢だったような気がする。

 まあ覚えていないので、これ以上は書けないけど、最近は夢をよく見る。以前は夢の内容どころか、夢を見たという記憶も無かった。全く見ていなかったかもしれない。

 つまりそれだけ寝るようになったのでしょう。実際に以前の会社では残業も多くて睡眠時間が4時間くらいしか無かったし、今の職場でも正社員だった頃は夜勤も有ったし、睡眠リズムが無茶苦茶だったから、夢も見ない感じだったのかもしれない。

 昼寝をしすぎるのは良くないんだけど、寝ること自体は良いことだと思う。

2025/06/08(日)の日記 使わないことは使えない

  すでにパソコンというものをいじり出してから随分経つ。仕事で最初に触りだしたのが最初だけど、最初はウィンドウズなんかじゃなくて、いわゆるそれ以前のオフコン(オフィスパソコン)というやつだった。

 やがてウィンドウズ95が発売されて会社でそれをいじるようになり、自分でも欲しくなって買ったのがウィンドウズ98SEのノートパソコンだった。当時12万円したが、ハードディスクが今では考えられないほど少なかった。確か10GB前後だったと思う。

 で、今では色々と使っていますし、なんならウィンドウズ以外のOSも触っていて、とりあえず今の勤め先の介護施設では、アプリケーションを使うというレベルなら結構上のレベルで使っています。

 もちろん深いところでいじったりは出来ません。そんなシステム管理者レベルの仕事は出来ませんが、素人の中では上手いほうという感じです。

 最近の若い人は、スマホやタブレットは使ったことがあるけど、パソコンは触ったことが無いという人が多いので、私のような年代のほうがパソコンには強いという逆転現象が有ったりするのです。

 さて、そのような前提で、昨日の日記に書いた誕生カードの話なのですが、一応、今日、1人の利用者さんのカードを作って来たのですが、現場責任者の人が作ったものをベースに色々いじって完成したものを印刷してみたら、背景全体がブルーだったのに、その青色が見事に脱色していました。

 原因わからず?

 一体どういう設定だったのか、どうしてこうなったのか? 当面、そのファイルを作った現場責任者の主任さんがもう帰った後だったようなので、『こんなんなっちゃったんですが』というメモと印刷した誕生カードを置いて来たのですけど、やっぱり、パソコンに詳しいと自負しても、使わない機能は使えないということが分かったわけです。

 スマホもパソコンも、色々な電子機器全般とか家電もそうですけど、使わない機能は使えないですね。

 というか使えないから使わなくなって、ますます使えなくなるのかな? 

2025/06/07(土)の日記 誕生カード

  介護施設ではあるあるですが、利用者さんの誕生日、もしくは誕生月に誕生カードを手渡したりすることが行われます。

 先日、その担当者になってくれと言われました。まあ、手作りの凝ったものを作ってくれという話ではなくて、フォーマットに則ったA4サイズの印刷物を作って渡すというものでしたから、作ること自体はそう手間ではないのですが、 隠れた意図に手間がかかることがありました。

 誕生カードを作るに当たって、その利用者さんの写真を撮らないといけませんが、その写真を外国出身の職員に撮らせて欲しいということだったのです。

 うちの施設では、年間目標というものを設定して、それを達成したかどうかということも評価されるのですが、毎年、外国出身の職員はその目標達成がなかなか難しいので評価が低いそうなんですよね。

 で、外国出身の職員は日本人よりもけっこうドライなところがありますから、他の施設よりも評価が低い、つまりは給料が安いとたの施設へと移ってしまうというか、移ってしまいたくなるわけですよ。

 ですからうちの施設に引き留めておくために、年間目標を何とか達成させてあげないといけないと、現場責任者は考えたわけです。

 その方策が、誕生カードを作成するという年間目標を立てさせて、その為に必要な利用者さんの写真を撮らせることで、外国出身の職員に年間目標を達成させて、その評価を上げさせて、待遇(給料)を改善させようということだったのです。

 むー、自分1人で作ったほうが面倒じゃないんですけど、しょうがないかな。結果的に職場の人手不足対策にもなることだし。

 というわけで、6/7の夜は『いらすとや』のサイトから必要な誕生日関連のイラストをダウンロードする作業をしているうちに、この日記を書くのを忘れていましたので、今(6/8)に書きました。

2025/06/06(金)の日記 久しぶりに紙芝居をしました

  今日は本来、出勤日では無かったのですが、送迎の関係で出勤して欲しいということで出勤になりました。

 しかしもともと出勤では無かったので、一日の勤務当番的に、送迎の時間以外の時間はフリーとなっていました。

 というわけでけっこう時間があったので、部屋の片付けや、トロミドリンクサーバーのメンテナンスを終えて、まだ時間があったので30分くらい紙芝居をする時間が取れました。

 演じたのは『かちかちやま』と『うらしまたろう』でした。

 とりあえず数週間ぶりにやりましたから、けっこう喉に負担がありました。以前ならいくつも連続してやっても平気だったんですけどね。体の老化でしょうか?

 あと、手製の紙芝居舞台の一部が壊れていました。まあボンドで留めてあった部分が外れていただけだったので、帰宅時に持ち帰ってもう直しましたけどね。

 今日はこれだけ。 

2025/06/05(木)の日記 健康診断

 会社で行う私の健康診断はまだ予定が立っていないけど、今日は妻の健康診断の日でした。名古屋市で補助される健康診断をいつも通っている病院で行ってきたのです。

 とりあえず私は妻の健康診断が終わるまで病院の待合室で待っていましたが、妻の健康診断はおよそ1時間位で終わりました。まあ、胃カメラとかの待ち時間が多い検査をしていなかったのが大きいでしょう。

 普通の一般項目の検査にオプションとしてつけたのは、乳がん検査のみでした。

 ちなみに私が健康診断をする場合、以前は胃カメラをオプションとしてつけていましたが、2024年1月に大動脈解離を患ってしまいましたので、もう胃カメラをオプションでつけることは無いでしょう。

 胃カメラを入れると嘔吐感がすごくて血圧が上がるからです。大動脈解離は落ち着いて慢性期になっていますが、慢性期の大動脈解離は薄くなった血管が膨れて大動脈瘤になってしまう危険性があるので血圧は高くしてはいけないのです。

 さて、話を戻して妻の健康診断の結果ですが、およそ3週間後に郵送でくるようです。こういう結果は自分のものでは無くても、ちょっとドキドキというか心配しますね。

 その後は買い物に出かけましたが、病院そばにあったイオンに行ったのですが、そこで見つけたカリフォルニア米であるカルローズを買いました。商品名は『かろやか』でしたが、その名前のとおり普通の米だと5キロなのに対して、4キロだったから『1キロ軽かった』ですね。 

 まだ食べていませんから味の報告は出来ませんが、そのうち、感想も書いてみましょう。もちろん、妻の健康診断の結果もね。 

2025/06/04(水)の日記 それたぶん植民地

  どうも7月から8月あたりに米が完全に足りなくなる状況が発生しそうだと言われている。まあそうなると結局は米を輸入して手当するのだろうとは思うけど、もしも海外での米の生産が予定通りに行かなかったらどうなるんだろうね。

 今年は良いとして、来年も何とかなるんだろうか? ちょっと懐疑的です。

 政府は日本の米の輸出を5年後には7倍にするとか言っている。

 

 

 まあ、日本における米の生産が大きく余っているということなら別に良いんだけど、足りていないのに輸出するというのはどうなんだろう。そして足りない分の米は外国から安い米を輸入するわけでしょ?

 日本の高級品の米を輸出して外国の低級品の米を輸入するとしたら、それどこの植民地という感じでなんか嫌なんだけどなあ。 

2025/06/03(火)の日記 ヒーローだったんだね

  ショートステイでの昼食時、テレビからはニュースが流れていました。内容は長嶋茂雄さんが死去したというものでした。

 普段、利用者さん、特に男性の利用者さんは食事が終わるとさっさと居室に戻ってしまう人が多いです。女性は他の方とおしゃべりしているのですが、男性はあまり会話をされない人が多いので、他の人と離れて自分だけになりたいようなのです。

 まあ、私もその気持ちはわかります。

 ところが今日に限って、食後はいつもすぐに居室に戻ってしまう男性利用者さんもテレビのニュースにくぎ付けで、なかなか居室に戻ろうとはしていませんでした。

 みなさん長嶋茂雄さんが死去されたというニュースを見ていたのです。やはり同年代におけるヒーローだったんでしょうね。長嶋茂雄さんは。

 私は野球に限らずスポーツ全般に特段の思い入れは何もないので、『ふーん、長嶋さんなくなったんだ』という程度の感想しか思い浮かびませんでしたけどね。

 むしろ野球中継でアニメとかが中止になることがけっこうありましたから、好きか嫌いかでいうと嫌いなほうに分類されたりするわけです。

 もちろん長嶋さん本人は何も悪くないんですけど、私にとって好きになる要素が全くなかった人という評価でしかなかったのです。

 世間の人たちが長嶋さんを持ち上げるのを見て、『まあ、人それぞれだからね』という感じでしたでしょうか。

 うーん、長嶋さんよりも鳥山明さんが亡くなったというニュースのほうがまだしもショックだったかもしれない。ええ、人それぞれですから。

 

2025/06/02(月)の日記 仕事って修行だわ

  今日は仕事は休みなんだけど、普段の介護の仕事のことを考えると、仕事って本当に修行だなあと思います。

 どんな仕事でもそうですが、楽しいこともあるでしょうが、大抵の場合は嫌なこと、辛いことがあります。努力しないといけないこともあるでしょうし、本音ではもっと違うなにか別な楽な仕事があるんじゃないかと思っている人も多いでしょう。

 昔、採用関係の仕事をしていたことがありますが、会社の仕事を紹介しようと考えると、楽しいこと良いこと嬉しくなるようなことを列挙するのは大変です。なかなか出てきません。考えに考えてようやく一つか二つ出てくる感じです。

 しかし仕事における嫌なこととか辛いこととか、苦労すること等について列挙しようとしたらどんどん出てきます。一枚の紙に書こうとしたら裏まで使っても書ききれるかどうかかもしれません。

 仕事そのものの不満もあるでしょうし、人間関係についての不満もあげだしたらキリが無いです。

 まあ、嬉々として仕事をしているのは、ごく一部の選ばれた人だけかもしれません。不満を抱えつつ仕事をしているのが大半の人でしょう。

 過去の私の仕事関係のブログの内容を思い出しても、 仕事やお客さんである利用者さんに関する愚痴とかが多いです。あんまり楽しいというようなことは書いてない気がします。

 というわけで、そんな気持ちを持ちながら仕事をするというのは、修行と同じです。むしろ修行だと思って仕事に取り組まないと我慢出来ないです。

 嫌な利用者さんがいたとしても、そういう人にも笑顔で接する修行です。施設の備品が足りないとか職員が足りない、無い無い尽くしで仕事をするのも色々と工夫して効率化を図る修行です。

 まあ、そう思うことにしましょう。そのうち修行が楽しくなるかもしれませんしね。流石にドラゴンボールの悟空のような修行ジャンキーを目指すのは違いますが。 

  ああ、そうそう他の職員から仕事に関する不満を聞くという修行も大変に辛いものですね。そうだね大変だねと同調共感すれば良いのか、それともイヤイヤそのへんは我慢していこうよと諭すのか? 迷うよねえ。

 特に女性職員から仕事の不満を聞くのはどう反応していいかとにかく迷う。 女性に対してはその悩みに対して共感してあげるのが良いと聞くけど、共感したからといって仕事の悩みが具体的に解決するわけでもないしと考えると、共感するだけで良いのかなと思うし。

 修行の道はまだまだ先が長いです。 

2025/06/01(日)の日記 備蓄米の本来の意義を忘れていないか?

  備蓄米が米価高騰を解決する手段として放出されているけど、小泉農林水産大臣を始めとして政府のお偉方は、備蓄米の本来の意義を忘れていないか? と、心配になる。

 前にも書いたが、備蓄米は本当に米が物理的に足りなくなった時、つまりは水害や猛暑、あるいは地震、まあそういった災害時に使うべきものじゃないのだろうか?

 災害は忘れた頃にやってくるとよく言うが、今、価格高騰に対して備蓄米を使っているという状況は、災害は来ないものとして忘れている状況なのじゃないだろうか?

 なんとなくの予感なのだが、まったく根拠というものは無いのだが、備蓄米が底をついた時、大きな災害が日本を襲うような気がしてならない。

 備えあれば憂いなしというが、備蓄米という備えを消費し尽くした時、憂いばかりが残ったということにならなければ良いんですけどね。

 小泉農林水産大臣の父親である小泉純一郎元首相は、今からみたら大変なことばかりやってしまった首相だけど、運だけは良かったからなあ。

 非難されるようなことをしても、なぜか支持されていたなあ。

 小泉進次郎は父親並の運があるかな? どうもあの顔、あの表情には運が無いような気がするんだけど。

 能力とかも大事かもしれんが、リーダーには運も必要ですよね。 

2025/05/31(土)の日記 こういう方も面倒だね

  ショートステイの利用者さんの大半は認知症で、それ故に面倒なんだけど、認知症が無くても面倒な方というのはいらっしゃいます。

 糖尿病で片足を切断した方なんですが、認知症はまったくありません。むしろ1人でだいたいなんでも出来ます。義足をつけて歩くことも出来ます。ただ、切断した足の先端の傷の処置だけ看護師さんにしてもらっている感じでしょうか。

 で、どうしてこの方が面倒かと言うと、まず静かな状態を好み、音がするのを嫌います。ユニットに置いてあるテレビの音を小さくしないと怒ります。でもまあ利用者さんの大半の方の耳は遠いので、テレビの音が小さいと聞こえません。その他、歌唱レクとかで歌うことも出来ません。面倒です。

 そしてその方は予定外のことを嫌います。なんでも予定通りに進まないと怒ります。

 例えば朝の検温ですが、病院に入院しているのなら、だいたい決まった時間に検温されますが、介護施設だとそうはいきません。

 病院なら検温に血圧測定といったバイタルの測定だけで良いですけど、介護施設なら起床介助に更衣介助、そして排泄介助も並行して行って、ついでに検温をするという感じです。

 オムツやリハパンの交換とかも、排尿だけなら良いですけど、排便とかあったら時間かかります。排尿でもオムツやリハパンから溢れてパジャマやシーツまで濡れていたらそれもきれいにしなければなりません。予定よりも時間がかかります。

 だから決まった時間に検温にいけないことだって普通なんですが、それをその人は許せないようです。面倒ですね。

 それからその人は突然に入浴の順番がくるのが許せなくて、決まった曜日の決まった時間に入浴がしたいということで、週に2回、決まった曜日に入浴することになりました。

 そして施設では週に1回、ベッドのシーツ交換をすることになっているのですが、 自分が部屋にいる時に職員が入ってきて横でシーツを替えるのは嫌なので、入浴している最中にシーツを替えてくれということになっていますが、入浴時間はせいぜい20分〜30分です。

 シーツを替えるには十分な時間ですが、もしもその時間帯に他の利用者さんに緊急で対応しなければならないことが起きたらどうなるでしょう? 失禁していてそちらのほうの更衣やシーツ交換を先にしなければならないことも出てきます。転倒や怪我もあるかもしれません。

 まあ、不測の事態が起きることはいつだってあります。そして今回というか、昨日がそうだったようです。昨日、入浴の日だったのに、シーツ交換が出来ていなかったということで、『ルールはどうなっているんですか?』と、20分くらいお説教をくらいました。

 まあ、その間、担当していたユニットで何も事故とか緊急事態とかが結果的に起きなかったから良かったですが、あくまでも結果的であって、ふらふらとした足取りで歩いていた利用者さんもいました。危ないですね。

 というわけで言いたい。

 ルール、ルールと言うけど、それはあなたが要望したわがままをルールと言ってるだけだからね。

 自覚してほしいなあ。

2025/08/07(木)の日記 夏祭りの打ち上げ

  施設のショートステイで夏祭りを企画して実施しましたが、その関係で準備に携わったメンバーの職員が打ち上げをしました。  中華料理屋で行ったのですが、体調の関係上、アルコールは飲めないので、ノンアルコールのビールを頼みました。  入院中や、退院後もしばらくは炭酸飲料も控えるように...