2025/06/14(土)の日記 まあ介護の仕事に関してよもやま話

 昨日は休日の予定だったのに、朝、急に出勤となったこともあり、また、今日は朝から雨だったこともあり、なんとなく勤務意欲が低かった。

 それでもまあ慣れた仕事でもあるので、それなりにちゃんとやってきたわけだけど、定年後に初めて介護の仕事をし始める人は多分うまくやれないだろうなと思う。

 言ってみれば介護は誰でも始められるという意味では誰でも出来る仕事だけど、やり続けられるかという点で見れば、誰にでも出来る仕事では無いと思う。

 そういう意味では十数年前から介護の仕事を始めてそれなりに経験を積んできたのは、運が良かったと思う。

 人手不足の世の中でも老化した病気持ちの体力では、なかなか仕事は見つからないし、見つかったとしても長続きするような条件での就労は難しい。

 定年を過ぎた年齢で、しかも大動脈解離という病気をした自分でも、それなりの経験が有ったので介護の世界でも生きていける。

 なおかつ夜勤は無し、入浴介助も無しという条件で。まあ、送迎の運転はしたりするけど。

 昔、まだ介護の世界に入る前、同じくリストラされた人が、『LED電球のレンタル事業をする』と息巻いていた人は今、どうしているんだろう。仕事を離れてしばらくしてから、コンビニでバイトしていると聞いたのが最後だけど、大変そうだよねえ。

 今となってはリストラされて介護業界に入ったのは不幸中の幸いでしたね。年取ってからも条件をうまく設定すればまだ働けるし。

 さて、それはそれとして、やっぱり仕事上大変な利用者さんは居ます。食事介助をすれば勢い良くプッと吐き出す。自分で食べてもらったら、おかずの大半を投げてしまう。だから他の方と同じテーブルどころか近くで食事を摂ってもらうことが出来ないので、廊下のソファで食べてもらっている。

 その他、常に大声で騒いでいるし、正直、もう騒いでいる状態で放置するしか無い状況です。自分だけで立ち上がることが無いので転倒しないことだけが良い点でしょうか。その利用者さんが居ると職員がみんなため息をつくぐらいです。

 ちなみにその人、手引歩行してもらうので私が支えて立たせたりしたのですが、足には力が入らないのに意外と手の力が強くて、なおかつ抓って来るんですよね。皮膚に爪でつけられた傷跡が複数ありますけど、そういう職員はいっぱい居ます。

 お互いに職員同士でその傷跡を見せ合ったりします。なお、今日、私は引っ掻かれました。傷にはならなかったけど、しばらく皮膚に赤い線が付いてましたね。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

2025/08/07(木)の日記 夏祭りの打ち上げ

  施設のショートステイで夏祭りを企画して実施しましたが、その関係で準備に携わったメンバーの職員が打ち上げをしました。  中華料理屋で行ったのですが、体調の関係上、アルコールは飲めないので、ノンアルコールのビールを頼みました。  入院中や、退院後もしばらくは炭酸飲料も控えるように...