2025/06/12(木)の日記 大動脈解離後の造影CT検査

  2024年の1月の頭に大動脈解離(スタンフォードB型)になってからもう約1年半経ちました。今日は半年ぶりに藤田医科大学病院に行き、造影CTの検査をして来ました。

 時間に余裕を持って家を出発したのですが、今日は今までで一番道が混んでいて、造影CT検査の予約時間にギリギリでした。事前に血液検査をしたのですが、その結果が1時間後にしか出ないということで、CTも約1時間後にずれてしまいました。

 検査そのものはいつもどおりでもう何回も受けていますから良いのですが、やはりヨードを注射しますので、なんとなく吐き気が出てきます。軽いものなのでまあ我慢出来るのですが、あともう少し時間が長引けば危なかったかもしれませんね。

 そして血管外科に移動して診断を受けたのですけど、いつもの先生が学会に出席ということでお休みでしたので、代わりの先生が診断してくれました。

 しかし代わりの先生ってちょっと暗い雰囲気でとっつきが悪いんですよね。いつもの先生はちょっとチャラい感じなんですけど、明るいし話しやすいんです。医者としてはどっちが良いのかな? 私はいつもの先生のほうが好きですけどね。

 で、診断結果そのものですが、半年前の検査と変わりませんでした。一旦裂けた大動脈の血管がうまい具合にくっついているそうです。

 知識がある人に向けて説明するなら、血管の内壁が裂けて出来た偽腔が、裂けた血管の壁同士がお互いにくっつくことにより偽腔がふさがっているということでした。

 血管の内壁が裂けたままだと血管の壁が薄くなっているということで、そのままだと動脈瘤になりやすいので、いずれ大動脈破裂という即死に至るかもしれない状況になるわけです。

 私の場合、非常にまれでレアなケースですけど、裂けた血管の壁同士がくっつくことにより、壁が裂けたままの状態よりも厚くなるから、動脈瘤になる可能性が減るということです。

 ティッシュペーパーも薄い紙一枚ではすぐに破れるけど、薄い紙でも二枚重ねたら丈夫になるということですね。

 ただ、もう動脈瘤にならないというわけではなく、血圧のコントロールは今までどおりにしないといけないのは確かです。 それに今回裂けた場所とは違う場所の血管が裂けないとは限りません。血管自体が老化しているわけですから、そこは注意しないといけないです。

 さて、しかしまあ通常の治り方よりはかなり良い状況で治ってきているのは確かなので、今回は半年間隔での検査でしたけど、次回は一年後の検査で良いそうです。 

 検査とは関係ないのですが、病院からの帰り道、立ち寄ったスーパーには下のような飾り付けがしてありました。


  そういえばもうすぐ7月。七夕の季節なんですね。七夕といえば織姫と彦星は一年に一度、天の川を渡って会うことが出来るわけですが、一年後に再検査するということは七夕と同じ間隔で病院に行くということなんですね。

 どうでも良いですけど。

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