利用者さんの中でも体がかなり弱った人になってくると、椅子や車椅子に座っていると首が下を向いてしまう人がいる。おそらく首の筋肉がかなり弱っているので首を真っ直ぐに保つことが辛いのか、あるいは眠い状態が続いているのか、それは本人に聞いてもなかなか分からないかもしれないが、とにかく座ると首が下を向いちゃう人が何人もいる。
そういう人の何が困るかと言うと、食事介助だ。下を向いているからスプーンで口に食べ物を運んでもうまく入らない。落ちてしまうこともある。
だから介助がうまく行かず、食事量が減ってしまう。ということもある。特に食事介助が下手な職員が担当すると。
そういう場合は声掛けしてまずは首を上げてもらう必要が有る。首が上がればなんとかなる。数秒しかその状態が持たなくても、数秒あればスプーンを口に持っていける。
まあ、口を開けてもらわないとなんともならないんだけど、そこはまあ別としよう。
しかし声掛けだけでは首を上げてもらえない人もいる。私は声掛けをすると同時に利用者さんの額を少し押して、物理的に首を上げてもらう。額を押すだけの無理やりでは駄目だけど、声掛けと併用すると大抵は利用者さんも首を上げてくれる。
だから座ると首が下を向いちゃう人の食事介助もコツを掴めば問題ないんだけど、そのコツが分からないのか知っても実践出来ない人が居るようで、そういう人は利用者さんをベッドに寝せて、ベッドをギャッジアップさせた状態で食事介助をしようとする。
まあ確かに首はベッドに押し付けられた状態だから上向きになるけど、その状態だと食べ物が気道に入りやすいからムセやすいんだよね。
特に骨折してるとか、起き上がれない理由があるとかでは無い限り、座って食べてもらったほうが良いんだけど、なかなかそれが分からない人もいて困ったものだ。という状況があったりする。
看護師さんとも話をして、やっぱり座ってもらった状態で食事介助したほうが良いよね。という結論になったんだけど、他の職員に浸透するかな?

