紙芝居を借り換えしようとして名古屋市南区の南図書館にいったら、第二次世界大戦中の資料が展示されていたから写真に撮ってみました。
当時は第二次世界大戦とは言わずに大東亜戦争と言っていたことが分かりますね。日本としては東亜(アジアの東半分)を欧米列強諸国(主に英米)から開放する為の戦争という意識だったわけです。
このあたりは建前と受け取るか、それとも実質的にそうだったと受け取るかは、その受け取る人の思想により変化するわけです。
ただ、一つ言いたいのは、日本はアジアという場所で戦いましたが、アジアの諸国民と戦ったという意識はほぼ無かったのではないかというのが私の考えです。
なぜなら当時のアジアは欧米の植民地か、あるいは欧米の影響下に有ったわけで、実質ヨーロッパやアメリカだったわけです。
つまり日本人は東亜(アジアの東半分)+太平洋という場所でヨーロッパ諸国(主に英国)やアメリカ合衆国と 戦ったわけですね。
それは今でも英語が公用語とされている国に、インドやシンガポール、フィリピンが存在することで、なんとなく分かるんじゃないでしょうか?
その他、ベトナム語を話すベトナムとか、インドネシア語を話すインドネシアとかありますが、そういった独自の言葉を持つ国でも、英語が結構通じます。
なんでか? 欧米の植民地になっていたり、影響下に有ったからなんですね。
2枚の写真をつなぎ合わせてパノラマ状態にした写真 パノラマの左部分(ガラスに反対側の景色や人が写り込んでいますね) パノラマの右部分
まあ、そんなことを言い出したら、韓国(+北朝鮮?)や台湾、そして南洋のパラオとかは日本語が通じる世代がいますね。というかパラオ共和国のアンガウル州では今でも日本語が公用語のひとつです。
それらの国はかつて日本が植民地にしていたり影響下に有ったりしたからですね。
まあなんと言うか、すでに歴史ですね。冷静に過去を学びたいものです。ただ、過去の戦争を学ぶ上で大事なのは、戦争体験を聞くだけでは、戦争の一面しか学べないですね。それだと戦争は悲惨だから反対。という意見しか出てきません。
戦争をなくそうとしたら、なぜ当時の人たち、特に国家の指導者や経済界の人たち、そしてマスコミの人たちが何を考え、どう行動していたのかを学ばないといけませんね。
病気は辛いから病気になっちゃダメ。という意見では病気は治りません。なぜ病気になったのか、その原因は何かということを学ばないと病気をなくすことは出来ません。
戦争を起こした人たちや、戦争に至った歴史など、戦争に賛成していた人たちの考えやそう考えた事情を学ばないといけませんね。
まあ、その内容をここで言い出したら長くなるから割愛しますけど、あの時、日本がヨーロッパ文明に戦争をしてまで抵抗していなければ、現在、地球全体がヨーロッパ文明に塗りつぶされていたでしょうね。
そして環境破壊と人心の乱れで人類滅亡。なんてことになっていたはずなんですけど、まあ、オカルト話ということで聞き流して下さい。
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