ウクライナとロシアの戦争が終わらないね。しかしそもそも両者の戦争は元々ちょっと異常な状況ではあると思うのです。
戦争が長引いているということは、両者の戦力が基本的に均衡しているということです。どちらかが圧倒していれば決着は短期間でつくはずです。
なおここで言う戦力とは、武器弾薬や戦闘機や戦車などの正面戦力のことだけではなく、それを支える経済力や、地形的な要素とか人口とかすべてを含んだ国力のことを言います。外交力も含めてもいいですね。
そういった戦力というか国力を総合的に見た場合、単体での国力(戦力)はロシアのほうが圧倒的に上なのに、ウクライナはロシアと長期に渡って戦争を続けられている。つまり見かけ上は国力(戦力)が拮抗しているということです。
まあ考えるまでもなくその理由は、ウクライナを欧米が軍事的に支援しているし、日本も含めて世界の各国がロシアに対して経済制裁をしてその国力を削いでいるからですね。
本来なら圧倒的にロシアが勝つところを、世界がウクライナを支援しているから拮抗状態にまで持ち込んでいるわけですが、よくよく考えてみると、これって酷い話でもありますね。
世界はもっとウクライナに支援を集中してロシアを負かす気は無いものと思います。なぜならロシアは負けそうになったら戦局を挽回する為に核兵器を使うでしょうから、 欧米諸国はロシアを軍事的に負かすところまで支援はしないはずです。
流石に核兵器が使われだしたら第三次世界大戦ですからね。
ということは、ウクライナは負けてはいけないけど、勝ってもいけない状況なんですよ。負けたらロシアがウクライナを併合して国境せんがNATO諸国と接することになるわけだし、勝ったら勝ったでロシアが核を使うかもしれない。
ということは延々と戦争を続けなければならないということですね。
まあ、最良なのは、勝たないけど負けない状況を続けて続けて、ロシアが根負けして撤退するというのが理想なんだけど、無理だろうねえ。ロシアはしつこいし。
となると、このまま推移するとどうなるんでしょうね。ロシアを中国や北朝鮮が支援しているとするなら、日本も無関係ではいられないかもしれない。そもそもロシアは日本の隣国だし。
いま、米国のトランプ大統領がロシア、ウクライナの戦争を止めると言っているけど、落とし所が難しいよね。両者が納得する内容を提示することは出来ないだろうし、どっちかに涙を飲んでもらわないといけないだろうけど、難しいですね。
やっぱり、核兵器の存在が色々と問題を難しくしているよね。
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