介護施設のショートステイで働いていると、思わぬつながりがあるときがあります。私が卒業した中学校で教師として働いていたという利用者さんがいました。ただ、私が中学生だったときに先生だったかというと、それは無いかもしれません。
昔の話を聞いてみると、当時は民主的教育というものをしなければならなかったので、生徒たちよりも一段高いところに立つ教壇というものが廃止されたので、背丈が小さかったその利用者さんは黒板に板書する際にうんと背伸びして手を伸ばさなければならなかったので肩がいつも痛くなっていた。と、言っていました。
それ民主的教育じゃないから。先生と生徒が平等になるために教壇を廃止するとか馬鹿すぎる。それ、単なる悪平等でしょうに。
人間は人間として平等な存在だけど、能力にも差があるし、立場にも差があるんだから、生徒は生徒だし、先生は先生としての立場の違いはしっかりとあるし、生徒も先生もその能力に差があるから、その能力の差に従って待遇が違うのも当たり前。
立場の違いや能力の違いを無視して平等に扱うのはそれこそ差別だと思うんだけど、昔は色々あったんですね。
私が中学生だった頃、多分教壇はあったような気がするけど、いつの時代の話だったんだろう。
まあ、そういう民主的教育なんてことを言い出すのは共産系の人たちのような気がするけど、共産系の人も昔と今ではだいぶ違いますね。年月が過ぎてそれなりに現実が見えてきたのかな?
先生に権威が無いと、簡単に学級崩壊しますからね。先生という人間も生徒という人間も人間としては平等だけど、先生と生徒という立場は違うから、待遇も違って当然という格差は必要です。
中学生なんてまだまだ子どもなんだから、先生はなめられたら駄目ですね。
いやまあ、古臭い考え方だということはわかってるけど、間違ってはいないと思ってます。
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