介護施設のショートステイで働いていると、利用者さんの家族さんにも色々なタイプの人がいるなあと思っていますが、大雑把に分けると、基本的にこちら施設のやり方にお任せしてくれる家族さんと、家でのやり方に拘ってその通りにして欲しいと考える家族さんに分けることができます。
簡単に言えば、細かくない家族さんと、細かい家族さんですね。
細かくない、こちらに任せてくれる家族さんは良いですね。そんな家族さんを持つ利用者さんは介助しやすいです。家族さんとの関係も良好でいられます。
しかし細かい家族さんは、正直めんどうですね。仕事が増えるだけならいいのですが、いつもと違う手順等が要求されるので、どうしてもミスが発生しやすくなるのですね。
そして一番の問題は、介助する職員も人間ですから、細かい指示がありそういう対応が必要な利用者さんに対しては、ちょっと心のどこかで敬遠したいというか、なるべくなら自分が担当したくないと思ってしまうということを否定できません。
これが医療的に必要な特別な指示なら良いんです。本当に必要なことですから。
しかし家族のこだわりでしかない特別な指示というのはどうなんでしょう。施設が提供する食事を一切摂らず、自宅から家族さんが持ってきた食事しか食べない利用者さんというのは、もう家でみてください。と、思わなくもないです。
自宅から毎日のように食事を届けるの、家族さんとしてもめんどうじゃないの? 不思議というか疑問というか、よくわからない。
まあ、家族さんや利用者さん本人としては何か理由があるんだろうけど、よくわからないなあ。
とにかく親を介護施設に預ける場合、介護施設の標準的な介護方法に任せるのが一番ミスが無いし、そのほうが職員がより気軽に介助してくれるから、お勧めです。
例外があるかもしれないけど、一般的に考えたらそう思います。
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