勤めている介護施設のショートステイは2階と3階のツーフロアなのですが、そのうちの2階の詰め所前にあるユニットのホールに、お試しのドリンクサーバーが入りました。お試しなのでおよそ2週間の期限付きなのですが、場合によっては期間が伸びるかもしれません。
内容は「コーヒー」「煎茶」「スポーツドリンク」の3種類で、それぞれホットとアイスがあり、介護施設用に3段階のトロミを追加出来る機能があります。コップをセットしてボタンを押すと150ml分の飲み物が出てくるというものです。 面倒なのは、トロミ機能の部分を毎日一回は取り外して洗浄しないといけないことなのですが、それ以外は飲み物をボタンひとつで用意出来るということで、まあ便利っちゃあ便利です。
で、それに関しての私の意見ですが、導入の目的によっては賛成することもなくは無い。というところでしょうか。
現在、日本中どこでもそうなって来ていますが、企業経営において一番不足している資源は何かというと、それは「人(労働力)」ということになってきています。
これから先、企業経営において投資して行かなければいけない部分は、一番不足していて貴重な資源である「人(労働力)」をいかに節約するというか、いかに少ない「人(労働力)」でいかに多くの成果を上げるかという部分になります。
つまりは「人が足りないなら金を使って労働力を節約しよう」ということですね。
ちょっと前までは「人(労働力)」の代わりはいくらでもいる。という風潮でしたけど、今は違います。「会社(勤め先)」の代わりはいくらでもある。という感じになってしまいました。
もはや社員に長時間労働を強いたり、サービス残業を求める時代ではないのです。
というわけで、上記のドリンクサーバーも、職員の雑務を少しでも解消し、その労働力を本来の仕事である介護業務に集中させるという目的で導入するのであり、コスト的にも割に合うというのなら導入に賛成です。
しかし単に物珍しいとかその会社とお付き合いがあるからという理由で導入するのなら反対です。
さて、うちの場合、ドリンクサーバーで労働力の節約が出来るのでしょうか? そしてコストはペイするのでしょうか? ちょっと疑問です。
でも利用者さんが自分で飲み物をどんどん飲んでくれるようになるのなら、それはそれでありかもしれませんね。お茶とかあんまり飲まない人って意外と多いんですよ。ほら、「飲むとおしっこが出るから」という理由で自分で水分摂取をセルフ制限している人とか。
水分摂取が少ないと認知症がひどくなるとも聞いたことがありますし、ドリンクサーバーはお試し期間後、どうなるのかな?
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