医療はもちろん介護の現場でも使い捨ての手袋は非常に良く使います。一介護をするたびに使い捨てたりするので、その消費量は大変なものになります。
まあ、私が働いている介護の現場では使い捨て手袋を湯水のように使い捨てるのが当たり前ということですね。特にコロナ以降はそういう感じです。
しかし私の感覚ではちょっと違和感があるので苦労します。どうしても素手でやりたくなってしまうのです。そもそも「手袋を使って介護していたら、『利用者さんのことを汚いものと思っている』と思われるんじゃなかろうか?」と、いう感覚がもともとあるからです。
利用者さんのことを汚いと思わないなら素手でいけ。という感覚があって、毎回の介助で手袋を使うことをためらわせるのです。しかしそんなことは言ってられないのでちゃんと手袋は使うのですが、そもそも一介護のたびに手袋を使い捨てるのは、『もったいないなあ』という感覚があって、妙に苦しいというか、後ろめたい気持ちになります。
まったく古い感覚です。
それに手袋をしていると、利用者さんの衣服やシーツとかが尿で微妙に濡れているというか湿っているのを触感で察知しにくいというのもあります。私は鼻が詰まっていて嗅覚が瀕死の状態なので、排泄物の匂いを察知するのが非常に苦手なので、手の触覚で何とか察知したいのですが、手袋をはめているとそれができないわけです。
しかし衛生面を考えると素手での介助はいけません。普段の介助は良いですが、排泄物関係の介助をしたり、食事の介助をするようなときは手袋は必須です。食事の介助のときは手袋をしていてもそんなにデメリットは感じないのですが、排泄の介助の歳は、微妙な手の感覚が欲しいなと思うことも多いです。
まあ、そんな感覚を持っているのは私くらいでしょうけどね。
ああ、ちなみに利用者さんの排泄物は仕事上で扱う対象物ということで、特に汚いとは思わないですね。むしろ自分のそれのほうが汚く感じるのは不思議ですね。何なんでしょうね。この感覚の違い。
今日は特にどうでもいいとりとめもない話でした。
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