やっぱり人間誰しも歳を取るわけだから、私もいずれは介護が必要なレベルの老人になるだろうことは、長生きすればそうなるだろうと想像できる。でも実感出来ない。
なんとなく自分は介護を受けなくても大丈夫という感じがする。でもきっとそれは間違いであることもわかる。長生きすればそれだけ体が弱ってくるのは当たり前で、介護が必要なことになるのはおかしな話じゃない。
また病気も同じである。重い病気とか、ガンになって治療が必要なこともあるかもしれないが、やはり想像できるけど実感が出来ない。まあ人間、そんなものだということは知っていた。
例えば大災害級の大地震が来たらどうなるか? ということをちょっと考えて想像してみてください。
どうですか? 考えましたか? 大災害級の地震です。まず揺れが家を壊すかもしれません。津波が襲うかもしれません。火災が起きてしまうかもしれないし、ガス爆発とかあるかもしれませんね。
さて、どうでしょう。地震の揺れがおさまりました。
今、地震後の自分の状況を想像してみましょう。家が潰れて瓦礫に埋まって動けなくなっているでしょうか?
津波から避難して高い建物の上階から津波の様子を見ているでしょうか?
火災から逃げるために公園などの広い場所へと移動していますか?
さて、どう行動しているでしょうね?
ここで問題です。たいてい上記の質問をすると、『いやいや、残念ながら即死していました』という答えを言う人ってほぼいないんですよね。
どうして人間って未来の悪いことを想像して心配するのに、こういう質問で最悪を想像も実感も出来ないんでしょうね。
というわけで最悪を想像して対策しなければならないというようなことを政府に文句言う人がけっこういますけど、なかなか最悪って想像も実感も出来ないと思うのですよ。
まあ、話を戻すけど、自分もいづれ介護を受けなくちゃいけないようになるかもしれないし、重い病気になるかもしれないし、地震等の災害でどうにかなっちゃうかもしれないし、そんな最悪を想定しておきたいですね。
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