2024/08/21(水)の日記 利用者さん同士の会話

  利用者さん同士の会話を聞いていると、時にどうしようもないなと思うときがある。話が全く噛み合っていないのですよ。

 利用者さんAはまあ普通の認知症レベル。利用者さんB はもうどうしようもないくらいの認知症レベルと思ってください。

 Aさんとはとりあえず会話が出来るけど自分は完全にまともだと思っているので職員が話した内容が理解できないと、『話がおかしい。間違っている』という反応を示すような男性。

 Bさんはもう完全に認知症がひどい状況で会話どころか指示が全く通じない。ヒゲを剃ろうとして洗面台前の椅子を示して座ってもらおうとして椅子を示したらその横に有ったゴミ箱に座ろうとしたり、テレビの画面と会話するようなこちらも男性です。

 さてそしてさらに言うならAさんは耳が遠い上に、Bさんは声がやや小さく発音もはっきりしない。こんなふたりが会話をするものだからもうめちゃくちゃ。

B『(テレビで糖尿病の話題が出たのを見て)……糖尿病はダメだな』

A『あんた糖尿病か。糖尿病というと血が出るやつか?』

B『糖尿病が血が出るかはしらんけど、○○だからゴニョゴニョ……』

A『俺は耳が遠いで、何言ってるか分からん』

B『だから○○で、○○なんだ』

A『分からんなあ。糖尿病がどうしたって?』

 でもなんとなく二人とも相手を理解しようとしている雰囲気があるから、そのままにしていたんですけど、もうBさんはもう何を言っているのか自分でも分からない状況で、完全におかしい。

 しかしそのおかしさというか、Bさんの様子はかなりおかしいということを理解できないAさんは、そのまま会話を続けているわけです。まあ最終的にはAさんは席を離れて一人でソファに座りに行ってお開きとなったんですけど、どこで介入したらいいか分かりませんでした。

 まあ、介入する時間も無いほど他の用事で忙しかったんですけどね。

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