若いころは1冊の本ならその日のうちに読み切ったものですが、最近はもうそういうことがほぼ出来なくなりました。一冊の本を何日も掛けて少しずつ読んでいます。
読むスピードが遅くなったというよりは、読み続ける集中力が無くなったということです。少し読んでは休んで他のことをする。そしてまた読みだしてはまた休むの繰り返しです。
以前から一本2時間の映画を一気に続けて見ることが出来なくなったなあと思っていました。Amazonプライムビデオとかで映画を見ていても、途中で停止して後日続きを見たりしていました。やっぱり一気に見続ける集中力が無くなっているので、途中途中で休憩を入れないと見続けられなくなっています。
最近は本も映画と同じで数ページ読んでは休んでの繰り返しです。歳を取ったということでしょうか。
現在、Amazonの電子書籍リーダーであるkindleには、読んでいない電子書籍が山ほど溜まっています。格安のバーゲンで買った本とか、無料の青空文庫で買った本とか、もう一杯です。
買ったまま読まずに積み上げておく紙の本のことを積読(つんどく)と言いますが、電子書籍でも積読と言うんでしょうか?
ちなみに今日も無料の電子書籍をいくつも購入(無料なのに購入なのはちょっとおかしいけど)しました。古典あつかいされるような有名作品だとけっこう無料で読めるようになっています。
今、読んでいる無料の本は、『チベット旅行記』という明治期の日本の僧が、仏教の源流を訪ねてチベットに向かうという内容なのですが、けっこうおもしろいです。文庫本で5冊ほどらしいので、全体の20%読んでいますから、現在1冊分読んだ計算です。若いころなら1日、もしくは2日も有れば読破していたと思いますが、何日も掛けてようやくここまで読んだという状態です。
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