今年の1月3日の夜にB型の大動脈解離と上腸間膜動脈解離とそれによる腸閉塞(腸へと繋がる動脈の血流が滞った為)になってから、だいたい半年経ちました。正確にはあと二日後になるのですが、まあそれくらいは誤差の範囲ということで、だいたい半年経ったということにしましょう。
大動脈解離になって入院してからスマホで色々と情報を調べてみると、死亡率が高い病気で発症から48時間以内に半分死ぬとか(A型の場合)、手術しても10年後の生存率が40%だとか、悪い情報ばかりが目に入りました。
あ、これはあかんかな? とは思ったりもしましたが、とりあえず医者の言うことを聞いておとなしく療養するしかない。という半分諦めながらも落ち着いた気持ちで過ごしていました。
幸いにも現在は大動脈の解離による偽腔(血管が裂けた跡)には血栓ができてふさがっているそうで、大動脈のほうはまあ多少は安心しても良い状況らしいです。
そして大動脈から腸へと繋がる上腸間膜動脈解離によって血管内を流れる真腔(本来の血管の穴)が小さくなっていたのですが、今は上手い具合に血管の直径が大きくなり、腸閉塞の危険性がほぼなくなったようです。
というわけで最新の受診によれば手術の必要は無いという診断が下されたのです。
大動脈解離に成って手術なしでここまで回復するというのは、大変にまれなのかもしれませんし、運が良かったのかもしれませんが、それでも解離により血管の壁が薄くなっているのは確かなので、力をいれて血圧が高くなったりすると、いつ血管が破裂してもおかしくは無いという状況らしいです。
不幸中の幸いという状況ですが、そもそも最初の不幸が無くなったわけでは無いので注意は今後も必要というわけですね。それでもここまで回復しているんですから感謝しないといけません。
とりあえずもう半年経って、一年前は大変だったねと笑えるように頑張ろう。
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