06/18(火)の日記に書いた歌謡集のことですが、先日、介護施設の事務所のコピー機で9冊分コピーして綴じておいたのですが、さっそく今日それを使うことになりました。
(正確には昨日、試し歌いということで3曲だけ歌いましたが、本格的には今日が初です)
利用者さんの中には自分が家族の希望で介護施設に入っていることが理解出来ず、外に出ようと施設内をさまよい歩くような人がいます。
その人の気を惹いて一か所に落ち着かせようと、試しに歌を一緒に歌おうと誘ってみました。まず駄目かな? と、思いながらも手作りの歌謡集を見せながら、『知ってる歌はありますか?』と尋ねたら、『知ってる歌はある』というので、じゃあまずは最初のページから、ということで近くにいた他の人にも歌謡集を渡して歌い出してみました。
するとその利用者さんは、ほぼすべての歌をうたうことが出来ました。題名を見て『これは知らないな』と言っていた歌でも、私が歌い出すと続けて歌うことが出来て、歌によっては私があやふやのところもちゃんと歌ってくれたりしました。
さすがに認知症になっても歌は感情と結びついていますし、昔の記憶でもあるので、ちゃんと記憶に残っているんですね。
それで結局、童謡もふくめて50曲のすべてをうたうことになりました。だいたい1時間以上もぶっ続けで。
まあ、歌ってる最中にトイレに行きたい利用者さんがふたりほど出ましたのでその間は中断しましたけど、その中断の間でも、最初に誘った利用者さんは一人で歌ったりしてました。
……もしかして今後も頻繁に歌うことになるのかな?
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