2024/06/06(木)の日記 理想的な自宅立地と過疎問題

  ツイコミというサイトに登録されている稲井カオルという漫画家さんが描いたイラストが考えさせられるものでした。【関連作品】

現実味とかは全て無視して作った「こんな立地に住みたい」の図。と、いうものです。

 老後を考えた場合、これって理想ですよね。徒歩圏内だけで何とか普段の生活が出来ちゃう。イオンは車で10分ですが、徒歩15分以内のところに元気な商店街がありますし。

 ただ私的には徒歩5分圏内にスーパーマーケットが欲しいです。というかリアルで自宅から5分圏内にスーパーマーケットがある身としては徒歩15分圏内の商店街は遠すぎます。

 それにしても現実味はすべて無視して作ったとしても、市役所(区役所)や図書館に徒歩数分で行ける環境は良いですねえ。

 リアルな場合、まだ車を運転できる状態であるなら良いですけど、運転免許証を返納するような年齢になった場合、徒歩で基本的な生活が出来る環境は理想です。

 実際のところ、私の妻の両親が住んでいる所は、自宅の近所に何も店が無いのです。近所に病院が無くはないですが、義両親が通うような科が有るような病院じゃないのであってないようなものなのです。

 最寄りのコンビニまでは歩いて20分くらいでしょうか? 徒歩で行けないことは無いですが、買い物をして重い荷物を持って自宅まで戻るのは大変です。

 食料品を買い出しに出かけるのも車じゃないと無理です。まだ大丈夫ですけど、車を運転できなくなったらどうすればいいのかとても心配です。

 私たちならば、どうにも買い物が出来なくなったとしても最悪、ネットスーパーを利用するという手もありますが、高齢の義両親では難しいでしょう。スマホの操作すらてこずっていますから。

 今後、地方で過疎が進めば、買い物難民な家庭がたくさん出て来るというか、既にそのような立場の方々は大勢いると思います。この問題はどうすればいいのか?

 過疎を解消するというのは簡単ですが、日本全体の人口が減少しつつある現在、地方を活性化して過疎を解消するというやり方はおそらく破綻します。

 現実的な方法としては、過疎地を放棄して都市部に人口を集中させるしかないでしょう。

 逆説的と思えるかもしれませんが、過疎問題を解決するには、過疎を加速させて過疎地から人を引き上げ、都市の過密を加速させ過疎地から都市部へと人口を移動させるのです。

 上記のイラストのような理想的な立地を実現させるには、人が都市部に集中して住むしかありません。

 では過疎地はどうなるのか?

 そこは空いた土地で大規模農業を行いましょう。日本国内での食料生産も危機的状況にあります。農業の担い手の大半が高齢者で後継者がいないからです。このままではある日突然、コメの自給すらおぼつかなくなるでしょう。

 というわけで過疎地からさらに人を引き上げて都市部へと移動させ、空いた土地に大規模農場を作り、そこを企業が会社組織で農業をするというのは、意外と現実的な選択肢だと思うのですがどうでしょう?

 こんな一日に数人しか見ていないブログで言うべき内容ではないですが、だれかこういう政策を真面目に考えてくれないかなあ。人口増加に依って過疎問題を解決するなんてもう無理ですよ。

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