大動脈解離とその合併症で腸閉塞になったのは1月のこと。そして藤田医科大学病院の主治医の先生に『50㎏まで体重を落としてください』と言われていた。当時の体重は70~72㎏だったので、およそ20㎏体重を落とさないといけないということだった。
なんで目標体重が50㎏何だろうと思ったが、身長がおよそ163㎝だと伝えてあったので、きっと身長から単純に110を引いて約50㎏と計算したのだろうと思う。
そもそもなんで体重を落とさないといけないかというと、大動脈解離は血管が老化して詰まったり固くなったりする動脈硬化の状態のところに過大な血圧が掛かって血管の内壁が剥がれて解離する病気なので、動脈硬化や高血圧を予防することが大事というわけです。
その為にダイエットして痩せなくてはいけないわけですね。肥満の状態では血管内に脂が付いて狭まったりして動脈硬化を起こしたりするし、肥満した体のすみずみにまで血液を流すのには心臓が頑張って血圧を高くしないといけないので、高血圧になります。とにかく肥満は体に良いことはないので痩せなさいということですね。
ちなみに1月に約25日間の入院生活を送りましたが、その間にもともと70㎏を超えていた体重は入院後約二週間で64.5㎏にまで落ち、退院日の1月30日には63.1㎏にまでなりました。まあ最初の二週間は絶飲食で栄養と水分の補給は点滴だけでしたから当然と言えば当然ですね。
そして退院後も食事は全体的に少なめにとどめていますし、ごはんも通常の米飯ではなくお粥にしていますから、やはりごはんの量は減っています。この前、測ってみたら通常の米飯に3倍の水を足して鍋で煮てお粥を作っていますが、出来上がったお粥の重さを測ってみると、水が3分の1程度蒸発して、米飯1に対して水2が足された状態でお粥が出来上がっている計算でした。
つまり180gのお粥は、実際のところは米飯60gでしかないということです。ダイエットするには良いですね。その甲斐もあり現在の体重は起床時に計測したところ61㎏前後までに落ちています。主治医の先生に言われた目標値までまだ10㎏はありますが、仕事をやめて運動量が減った状態で体重を少しは落としたのは誉められても良いのではと思っています。
さて、そこで食事の際に使う食器を昨日、新しく買いました。小さな先割れスプーンです。
食事を早食いすると、体の満腹中枢が満腹を感じる前に食事が終わってしまうのでお代わりをしたりして過剰に食事量が増えるケースがあるそうです。というわけで意外と食べづらいと昔評判になった先割れスプーン、それも小さめのやつを導入させてもらいました。
写真を見れば分かりますが、大体13㎝くらいです。幼児や小学生が持ったほうが良いくらいの大きさですね。正直、持ちやすくは無いです。また先端がフォーク状にはなっていますが、本物のフォークと比べると食材を突き刺して固定する機能は弱いです。フォーク部分が短いというか小さいですからね。
スプーンでもあるのでお粥もすくえますが、本物のスプーンに比べたらすくいづらいというのがこの先割れスプーンです。
まあ、箸でお粥を食べるよりは食べやすい感じはしますけど、全体的にはなんとなく時間をかけて食事ができるので、ダイエットになるかも?
はたしてこんないいかげんな取り組みで目標値である50㎏までのダイエットができるのでしょうか? すでに内臓脂肪はかなり落ちたような気がします。残るのは皮下脂肪なんですが、内臓脂肪に比べて皮下脂肪はものすごく落ちにくいんですよね。
妻の協力を得て食事内容には気を付けていますが、正直なところもうそんなに体重は落ちないような気がしています。1年くらいかけて落ちたとしてもあと2~3㎏かな。大動脈解離という病気の性質上、そもそもジョギングとか筋トレとかできないし。
でも発病以後、禁酒、禁炭酸飲料、禁ポテチ等と頑張っているので、主治医の先生にOKもらう程度には頑張りたいですね。
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