大動脈解離と腸閉塞になってトイレが大変になった件

 今年の1月3日の夜に発症し、5日の夜から入院することになって1月30日に退院した大動脈解離と腸閉塞だが、前にも書いたように退院したからといって治ったわけではない。大動脈解離は急性期を過ぎて慢性期に入っただけでさらに悪化したり大動脈の別な箇所やその他の動脈のどこかで新たな解離が起きたりするかもしれない。

 なぜなら大動脈解離の原因となる高血圧と動脈硬化のうち高血圧については降圧剤等の服用で血圧を下げているのだが、動脈硬化についてはそのまま残っているからだ。そして腸閉塞は治っているとはいえ大動脈から分岐して腸へと続く血管もまた解離して血流が悪くなったままなので腸の動きが悪いままとなっている。

 だから筋トレやグッと力を入れる作業等は控えなければならない。それが原因で仕事を辞めたのだが日常生活でも力を入れなければならない場面はいくらでもある。重いものを持ったりするのは自分で気をつければいいのだが、なかなか気をつけづらいこともある。それがトイレでいきむことだ。

 以前は毎日朝食後にするすると排便が有ったし、日によっては一日に2度や3度も排便があることもあった。

 しかし大動脈解離と腸閉塞になってからは、排便をするにも一苦労するようになった。まず以前のように朝食後に必ず出るということが無くなった。そもそもなかなか便意が出てこない。だからトイレに座ってさらにトイレットペーパーを重ねてそれを肛門に当て指でペーパー越しにマッサージをするように何度も押して刺激を与えるようにしてみた。そうすると徐々に便意が高まり、ちょっとだけいきむと出てくるわけです。

 ところが大動脈解離の件もあるので力強くいきむのは厳禁なのでいきむとしてもほんの少しだけにとどめないといけない。あまりにも強くいきんでまた大動脈解離が起きたら今度こそ死んでしまうかもしれないと思うとどうしてもセーブしてしまう。

 というわけで肛門のマッサージをしても出ないときは出ないわけで、昨日と一昨日は出ませんでした。今日は何とか先ほど出ましたので良かったのですが、以前はするすると毎日出ていた私が毎日排便の有る無しで悩むようになるとは思いませんでした。

 以前、介護施設で働いていた時は『便がでないんだわ……』と悩むお爺さんお婆さんを見て、『出るときには出るんだからそんなに悩まなくてもいいのに』とひそかに思っていましたが、ごめんなさい。自分が当事者になるととても悩みますね。心の中で謝罪しました。

 さてそんな私が最近きなこをなるべく摂るようにしていまさす。色々調べてみると大豆から作られたきなこは動脈硬化を予防するとか便秘に効くとか書いてありますので朝昼晩とスキムミルクときなこをカップでお湯に溶かして飲んでいたのです。

きな粉の効果・効能|健康で若々しくいたい人におすすめ | 株式会社真誠(しんせい) (shinsei-ip.ne.jp)

 そういうわけで動脈硬化対策はもちろん、便秘対策としてもきなこを摂っているのになんで2日くらい排便が無いときがあるんだろうと疑問に思ってもう一度ネットで調べてみたら、『不溶性食物繊維が豊富なきなこは便の量を増やして便秘に効くけど、不溶性食物繊維を摂りすぎると逆に便秘になる』というようにも書いてありました。

食物繊維をとりすぎると便秘が悪化!?便秘改善になる量と食材とは | NHK健康チャンネル

 なんでも過ぎたるは及ばざるがごとしということなのですね。

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