2024年1月を振り返って大動脈解離と腸閉塞その3

『え、入院? そういうことは一般内科を受診した昼間の時に言ってよ』それが医者の言葉を聞いた時に思った感想でした。というのも理由があります。実は1月5日の午前中に一般内科を受診した際に私は入院を覚悟していたので入院用の用意を大き目の鞄に詰めて持参していたのでした。しかしその時の受診結果は痛み止めと整腸剤で様子を見るという結果だったので、その入院の用意の諸々を仕舞い直し、夜の救急外来の受診の時には持って来ていなかったのです。

 ともかく一番に思ったのはそういう感想でしたが、その後は『ああ、ようやくまともな診断が出た。でも大動脈解離って結構やばくない? というか腸閉塞は関係なかったのか……。おかしいなあ自分で調べた限りでは腸閉塞の症状に当てはまり過ぎていたんだけどなあ』という感じでした。というか苦しすぎて色々と考えるのが面倒という状態だったわけです。

 そこから何か個室の処置室のようなところに運ばれ、何か所か針が刺されて点滴が行われたのでした。そしてさらに医者から言われたのが、『大動脈解離の部分が心臓や頭のほうに血流が行く部分だったら緊急で手術が必要ですが、幸いにも解離の部分が横隔膜より下の部分でしたから、とりあえず手術はせずに薬で治療していくことになります』ということでした。

 しかし家族には、けっこう危なかったこと。一歩間違えれば命を落としていただろうことが説明されていたそうです。私もある程度元気になってからスマホでネット検索して調べてみたところ、悪いことばかりが書いてあり、確かに命が危なかったと理解しました。しかしこの段階では、なぜ腸閉塞と同じような症状が現れているのかについての説明はありませんでした。

 もちろん医者には『これこれこういう症状なんですけど、腸閉塞ではないのですか?』と何度目かの質問をしましたが、聴診器で腸の音を聴いた医者や看護師の回答は、『腸は動いているようですから腸閉塞では無いですよ』というものでした。

 実はその判断が間違いで、実は腸閉塞も併発していたと分かったのはその数日後のことでした。

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