今日から利用を開始した男性利用者さんがショートステイに来たんですが、昼食時、食事介助をしてみましたが、なにも食べてくれません。
口の中にスプーン一口分だけ入れることは出来ましたが、それを飲み込まない。それ以前に口を動かして咀嚼しない。
家族からの写真による、【この体制で食事が出来ます】とのことでしたが、それは首を曲げて顔を下に向けた状態でした。
普通の人はそういう態勢では食事はしません。首をまっすぐにして顔は正面を向いていないと、喉にうまく食べものが入って行きません。
だから本当は首をまっすぐにして欲しいのですが、どうやら首が固まって動かない様子です。車椅子を後ろに傾けて、擬似的にリクライニング状態にして、無理矢理、顔を正面に向けてみました。そして看護師さんが食事介助をしてみましたけど、口を開けません。
すくなくとも薬だけでもと、その状態で薬をお茶で溶かしてスプーンで口に流してみると、半分以上は口から漏れてきます。同時に口の中に溜まっていた食物残渣も出てきました。
どうやら口に入れたものを飲み込む意思が無いのか、それとも飲み込む能力が無いのか。
いったい家ではどうしてるんだろうという感じでした。もしかすると食事内容が口に合わなかったのかもしれませんが、大変な利用者がひとり居なくなると、それ以上に大変な利用者さんがひとり増えるような気がする。
まあ、それはそれとして、本当にこの利用者さん、家ではどのようにして介助しているんだろう。ポイントがつかめませんでした。
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