雨が少なくて猛暑であっても植物は育ちます。アスファルトやコンクリートの隙間からでも元気に草が生えています。近所のコンビニの駐車場の脇も石が敷き詰められて花とか芝生とかが無くなっていましたが、すでにそこも草ぼうぼうです。猫じゃらしとかが元気に生えてます。
ところでインターネットの世界では、「草が生える」とは「笑い」とか「笑える話」とかの状況を表すそうですが、勤めている介護施設でも草が生えるようなことが有りました。
施設での共同生活に耐えられず、自宅へと戻った比較的若い男性の利用者がいたのですが、その人は基本的にわがままでした。施設の提供する食事は口に合わないということで、自分で買ってきたカップ麺しか食べていなかったりといった具合で、本当に自分の思うようにしか過ごせない人でした。
あまりにわがままなので他の職員はその人への対応がそっけなくなっていきました。まあ、悪い言い方をするなら無視する感じです。
まあ要望があまりにも無理すぎて話を聞いても断らざるを得ないことばかりでしたから、結局は無視するしか無いということだったんですけどね。
腕を触ったらあとで他の人に、あの人に殴られた。と、言うような人だったし、関わらないほうが良い人。という評価になったのはしょうがないことだったですね。基本的にだいたい自分でなんでもできる自立の人でしたし。
そもそも汚部屋、汚屋敷を作ってしまう人だったから自宅に住めなくなって施設に来たような人でしたから、介助しなければいけないことはほとんど無かったですからね。
ただ、話をしないのも、ちょっとそれは可愛そうだろうと思って、私は相手をしていたのですが、話し相手とかにはなっていましたけど、流石に無茶な要求には応えたりはしませんでした。
さて、その人も業者に頼んで自宅をきれいにして、ずいぶん前に自宅に戻って行き、今は他の施設にいるのか、それとも自宅にてなんとか過ごしているのかわかりませんが、その人が名古屋市に対してうちの施設にあずけてあった荷物を自宅に送ってもらったけど、大事なものが入っていないと主張しているそうです。
なんでも60万円もする皮のジャケットとか、高額の腕時計とか、とにかく高級品が色々と入っていないというのです。
そんなものはもともと持っていなかったんですけどね。もともと無かったものが無いと言われてもどうしようもありません。
しかも私が荷物をまとめるのを手伝ってくれたから、私に聞いてくれれば分かる。とも言っているそうですが、私は荷物をまとめる為のダンボールやガムテープを用意してあげましたけど、梱包作業は本人がしていましたから、 私が内容を知っているわけがありません。言いがかりですね。
さらに、うちの施設から病院へと行く際、施設の車で送ってくれなかった。タクシーを使わされた。と言っているそうですが、病院へ送迎することは業務外ですから、タクシーを使うのは当然です。
さらにさらに言うならば、タクシーに乗せられるとき、男性職員4〜5人に囲まれて首にビニールひもを巻かれて引っ張られて連れて行かれた。と、言っているそうです。
実際には女性職員にしか見送られていないですし、そもそもビニールひもなんて首に巻くわけがありません。
そんな話を今日の帰りがけに事務の人から愚痴を聞く感じで聞いたのですけど、本当に草が生えるとしか言いようがなかったですね。
虚言癖があるとしか思えません。うーん、今にして思えば、可愛そうに思う必要無かったかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿