最近、ショートステイの利用者さんたちのうち、「家に帰ります、帰らせてください、歩いて帰るから」等と言う人が増えてきた。
以前からそういう人はいたんだけど、一ヶ月間で1人か2人くらいだったような気がする。しかし今は常に誰かがそう言っている。つまり何人もそういう人がいて、誰かが帰ったら他の誰かが交代で、もしくは重なってやってくるという状況だ。
特にロング利用の人の中にそういう人がいると、大変だ。もう毎日だからだ。
そしてだいたいそういう人たちは夕方くらいから特に帰りたがる傾向がある。多分理由としては、15時くらいになるとショートステイから帰る利用者も何人か出てくるから、そういう人を見て自分も帰ろうとする意識が出るのかもしれないし、あるいはかつてデイサービスを利用していてそういう時間になると帰るものだという考えになるのかもしれない。
あるいはごく普通に夕方になると不安感が出てくるといういわゆる夕暮れ症候群というやつかもしれない。
ちなみに夕暮れ症候群における適切な対処というのが上記のリンク先にあるけれど、じっくり相手に合わせて話を聞くとか、そんな対応、仕事が忙しすぎて出来ないのが普通だ。というか素早く対処しないと、他の方の介護もしないといけないし、正直無理。
ちょっと愚痴になるけど、家庭内で自分の親だけを介護する場合ならじっくりとできるかもしれないけど、むしろ施設で多数の利用者さんを同時に見るほうが当然、一人あたりにするとじっくり出来ないから。
介護のプロでしょ? と言われても物理的、人員的に出来ないものは出来ないとしか言えない。
話を戻して、帰りたがる利用者さんは、夜になっても施設内をうろうろしたり他の利用者さんの部屋のドアを開けたりするらしい。
まあ、前からそういう人はいたけど、今はそういった人たちがいつもいるような状態に近いというわけです。たまにそういう人がいないこともあるという感じだろうか。
そんな状況だから、今の私が夜勤をするのはもう無理だろうね。ストレスで血圧が上がったらまた大動脈解離とかの心臓血管系の病気になって、今度こそ死んじゃうかもしれない。
申し訳ないけど、他の職員の皆様。力を貸すことは出来ないけど、夜勤、頑張ってください。今日も大変な人がいっぱいいるけど、本当に頑張ってね。お願いします。
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