昼間、利用者さんの食事介助をしながらテレビから流れるニュース番組を見ていましたら、兵庫県の知事選の結果についてを話題にしていたのですが、ちょっとなあという論調でした。
新聞が読まれなくなって、SNSの情報のみで騙されている有権者が斎藤元知事を支持したといういうような論調ばかりで、結局それを一言で述べるなら、『有権者はバカ』ということしか言っていないようだった。
ちなみに直ぐ側にいた別の職員に『テレビの論調って有権者はバカとしか言ってないよね』と話を振ってみたら、『ほんとにそう』と同意の返事がありました。
昔、テレビばかり見ていたらバカになるぞと言われたものですが、全く昔の人の慧眼はすごいですね。まさしくテレビばかり見ていたらバカになります。
アニメとかは原作者がいて、それに基づいて制作されているからまあマシなんですけど、テレビ局が作るオリジナルドラマは昔から見るに値しないものが多いと思っていましたけど、ニュースバラエティ番組は一番ひどい。
事件や事実の内容のみを報道したりするだけならいいんだけど、それに解説を加えようとするから良くない。その解説が的を得た素晴らしい内容なら良いんだけど、コメンテーターという名の芸人たちが勝手気ままな意見を言ったりするから井戸端会議の内容と変わらない。
井戸端会議の内容そのものなら、まだ色々な意見が出てくる可能性があるからまだ良いんだけど、最悪なのはテレビ局のほうで、あらかじめ報道の方向性を決めておいて、コメンテーターにその方向性に沿った意見しか述べさせないのが最悪ですね。
今日見たニュースバラエティーの内容がそれでしたけど。
あと、ニュースバラエティで嫌いなのは、ニュースの内容に音楽、BGMを被せてくるところですね。テレビ局が推したいものには良い印象の音楽や勇ましい感じの音楽を被せてくるのに、貶めたいものにはおどろおどろしい不穏な感じの音楽を被せてきて印象操作をするのが良くない。
ニュース番組は単に事実のみを報道して欲しいなあ。下手なコメントは要らないから。
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