病気から生じる不安

  大動脈解離という病気になっているのでネットや本で色々調べたりする。すると生存率が低くなるだとか、手術しないといけないとか、慢性期になっても高血圧に注意しなくてはいけないとか、いきんだりしてはいけないとか、ストレスを避けることとか、温度差に気をつけるとか色々と注意する点が出てくる。

 私の場合、発症以前は介護の仕事をしていたのだが、利用者さんを抱えて力を入れることもあるし、入浴介助で温度差のある場所を行き来することは何度もあるし、夜勤もあって生活が不規則になるし、そうすればストレスも感じる。コンビニの御飯を食べることも多くて塩分や脂肪の多い食事もよく摂っていたので高血圧にもなる。

 というわけで家族の勧めもあり、先月の2月11日で退職して、今は無職です。職安にも行き、いちおう求職中ということになっているが、実際には4月4日にまた藤田医科大学病院にて受診して造影CT検査を受けて血管の様子を確認してもらい、その様子を見て担当医の判断をうけて仕事ができる状態かどうかを確認してもらってから就職活動をするつもりです。

 しかし以前のような仕事ができる状態であると判断されたなら前の職場に帰るという選択肢もありますが、そんな状態じゃないという判断になるかもしれない。そうなった場合でも、気をつけるべきところを気をつけて仕事を選べばまだ前の職場で働けるというふうになるかもしれない。

 幸いにも前の職場の人は、戻って来れるなら戻ってきて欲しいと言ってるし。

 ただ場合によっては体をつかう仕事は無理と言われるかもしれない。大動脈解離後にしても良い仕事ということで病院とかのホームページに載っているのは『デスクワーク』と書かれていたりするので、不安は解消されない。

 年齢としては60歳なので、最悪、何も仕事ができないような状況なら、支給額が減るにしても年金を繰り下げ受給しないといけないが、とうぜん年金だけでは生活できない。

 そう考えると何か仕事をしたいのだが、まず、医者がどういう判断をするのかがカギとなる。

 結局、自分では判断できないということが不安の元になっている。そもそも大動脈解離には明確な自覚症状は無く、痛みを感じた時はもう危ない状態になっているというのも怖い

 逆にもしも4月4日の受診の結果、大丈夫だよと医者から言われても、その後の生活でも不安を感じたまま生きていくことになるんだろうね。

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