ショートステイでは、利用者さんになるべく楽しく過ごして欲しい。その為にはレクリエーションを行うことも大事なのですが、忙しいのでなかなかずっとレクリエーションを行ったりするのは難しい。
だから利用者さん同士が集まっておしゃべりして楽しそうにしているのは、職員としてもありがたい状況です。
しかしその状況が嫌だという利用者さんも居ます。人の話し声やテレビの音など、とにかく何かの音がすると精神に来てイライラしてしまうという男性利用者さんから、今日もクレームがありました。
話し声が大きいというわけです。もっと小さな声で話すようにさせて欲しいとか。しかし高齢者は耳が遠いのでどうしても声が大きくなりがちです。そういうことを説明したら、耳鼻科に行って補聴器を作ってもらうようにさせてくれ。と言われます。
いや、ちゃんとした補聴器は何十万円もするんですけど。
あと、トイレに行くと流していないことがあるから、便座から離れると自動で流れるトイレに変えてくれ。とも言われます。いや、それこそいくらかかるんでしょうか? それに便の状況とかを見たいから、あえて流さないで欲しいという時もあるんですけど……。
まあ、とにかくクレーム対応の時間だけで15分から20分くらいかかりましたけど、その間に他の場所でなにか事故が起きたらどうするんですかね?
いちおうクレームは聞きましたけど、対応するのは難しいなあ。
それぞれの個室に入って会話をしてくれ。とかも言われても、あわせて2人くらいの人数なら個室に入ってもらって会話もできるかもしれないけど、認知症の人が他人の部屋に入ると、そのまま他人の物を持ってきたりして、紛失したりとかがあるんですよね。
うーん、正直、こういうクレームをつけてくるような人は、利用自体を拒否したいけど、無理だろうなあ。
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