今日、出勤すると、ショートステイの3階のフロアでは、ちょうど「おこしもの作り」の終盤でした。
おこしものというのが全国的な習慣なのかというとそうではなく、名古屋とその周辺のみの習慣らしいです。
(引用)
おこしものは、愛知県名古屋周辺のひな祭りや桃の節句に供えられる郷土菓子です。米粉を熱湯で練って木型に押し、蒸し上げて食紅で着色して作ります。
(引用終わり)
私も男だけの兄弟でしたし、母親が広島県の出身でしたので、家庭でおこしものづくりなどしたことがありませんでしたから、おこしものというものを知ったのは前に勤めていたデイサービスでのおやつ作りレクリエーションの中でのことでした。
決して美味しいものではないというか、おこしものそのものは単に米粉をねって蒸しただけのものですから味はしないです。素材の味がしますというやつです。
そのおこしものに醤油、もしくは砂糖醤油をつけていただくわけですね。
利用者さんたちは、「美味しい」とか「初めて食べた」という感想でしたけど、本当に初めてたべたという方は名古屋地域以外の出身かもしれませんし、単に認知症で忘れているだけかもしれません。
ただ、認知症というのは最近の記憶は無いけれど、昔の記憶はしっかりと残っていることが多いといいますから、多分、その方は名古屋周辺地域の出身では無いんでしょうね。(たぶん)
いちおう、私ももらってきて家で食べましたけど、形はおそらく鯛の木型で作った鯛の形でした。
その他にも色々な形をしたおこしものがありましたけど、「猿」に見えたものを「これは猿?」と聞いたら「パンダ」でした。
昔からの行事なんだから、「パンダ」はちょっと違うんじゃないのかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿