2026/07/02(木)の日記 戦前戦後の境目で大きく違う

 私が介護の世界で仕事をし始めたのが平成21年、西暦で2009年の6月くらいだったから、およそ17年ということになる。

 ちょうど17年ではなく、およそ17年というのは、2024年に大動脈解離で入院したり一時的に退職していたりしたからだ。

 まあ17年まえから介護の世界に居たというのは間違いないので、そういうことを前提にして話をさせてもらうと、今の利用者さんは我儘(わがまま)で手がかかる人が増えてきたと思う。

 そんな感想があったので、AIにちょっと聞いてみたら、それは個人の感想ではなくて、それを裏付ける研究データとかがあるらしい。

 実際に私が介護の仕事をし始めた当初、利用者さんは物分りが良い人のほうが多かったし、なにかに付けて、「ありがとう」と感謝の言葉を述べてくれる人が大勢いたし、文句や不満を言うような人はほとんど居なかったような気がする。

 対して今は、何か介助をしても、それに対して感謝の言葉ではなくて、どちらかといえば不満を言うような利用者さんが大勢居る。

 AIの解説によると、高齢者も戦前の教育を受けた人と、戦後の教育を受けた人では、介護を受けるような状態に成った時の反応に大きな違いが出るということだった。

 詳しくは自分たちで調べて欲しいけど、簡単に言えば、子供の頃に戦前の教育を受けた高齢者は「我慢、みんな(公共」の為に」という意識が基本的なところに刻まれているのに対して、子供の頃に戦後の教育を受けた高齢者は「自己主張、権利を主張することが正義」というような意識が基本的なところに刻まれているということだ。

 その基本的な教育の差が、高齢者になって表面的な感情を抑制するような、いわゆる大人の態度が認知症などによって剥ぎ取られてしまうと、どうしても子供の頃に身に着けた基本的な考え方の違いとして出てきてしまうらしい。

 というわけで現在80歳代前半以下の高齢者は戦後教育を受けている人、80歳代後半以上の高齢者は戦前の教育を受けている人ということになるんだけど、たしかにその当たりに手のかかる利用者さんと手のかからない利用者さんの境目があると思う。

 今後、戦後教育を受けた利用者さんは増えるばかりだから、どうしても手がかかる利用者さんが増えるわけです。 

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