帰りの送迎で今日もとある利用者さんを自宅まで送ってきたのだが、その利用者さんの家族が今日は居なかった。
つまり留守宅への送迎ということになる。普通なら特に問題は無いのですが、その利用者さんは独りにすると何をするかわからないという人なので困る。
自宅に帰れば認知症の人とはいえ普通は落ち着きますが、その人は無駄に動きたがる人なのです。施設内で机を拭いたりするくらいならまだ良いのですが、 他の利用者さんの車椅子を押したり、ベッドに寝かそうとしたり、とにかく危ない。
自宅ではそういう相手が居ないから大丈夫だろうと思うと、実はそうではなく、なにかしてあげられる誰かを探して自宅の鍵を開けて外に出てしまうことがあるのです。
今日も利用者さんを自宅に送り、テレビや電気をつけ、玄関まで来てもらい中から鍵をかけてもらいましたけど、直後にまた鍵を開けて外に居る私の顔を覗くわけです。
また中に入れて鍵をかけてもらい、しかしまた開けられる。それを数度繰り返したところで、本人に鍵をかけてもらうのを諦めて、テレビがある部屋まで誘導し、そこで座ってもらい、私は外に出て外から預かっている鍵を使って外から鍵を閉めました。
なお鍵はボックスに返却です。
それにしても、外に出て徘徊しないと良いなあ。
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