トイレに行った後、五分も経たないうちにまたトイレに行く。自分で勝手にトイレに行く人で、さらに転倒リスクも無いならば、まあ問題無いけれど、トイレに行くには介助が必要な場合だと、かなり困ってしまう。
その方は在宅酸素療法(HOT)という治療を受けている方で、当然ショートステイの利用中も酸素濃縮装置からの酸素を鼻から常に吸っています。
装置から長い管が伸びていて、トイレや食事を摂る席まで余裕で移動出来ます。ただしその人は車椅子を使用しています。
そんな方が5分も経たずに何度も何度も何度もトイレに行きたいと言うわけです。で、トイレに行ってもほとんど出ません。しかしちょっとだけ出ます。
認知症の人はトイレが近くなり頻尿である傾向はあるのですが、極端です。
そんな方が居たら他の方への介助が出来なくなりますから、本当ならせめて30分に一回、出来たら1時間に1回にして欲しいです。
リハパンにパッドを装着していたらそれくらいの時間は余裕ですし。しかしその人は中途半端にしっかりしているので、トイレに行きたいわけです。我慢してくださいなんて言えば怒り出します。余計に面倒くさい事態になります。
自分でなんでもやりたがり、介助を拒否するというのも面倒な利用者さんですが、何事も介護職員に頼り切り、ちょとしたことでもどんどんナースコールを押してくる人も面倒です。
職員の中にはたいていに人に常に笑顔で対応できる人も居ますが、さすがに上記のような利用者さんに対しては、徐々に笑顔が消えていく感じです。
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